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内容説明
漫画家・奥浩哉にとって、SF映画は自身の創作に大きな影響を与えるものである。本書では、クリエーターとしてインパクトを受けた名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などの超メジャー映画からマイナーB級映画まで、約100作品を紹介。脚本力や演出力とは何か、キャラクター論、コミックス原作映画への思い、漫画家から見たカメラワークや構図、CG制作・美術デザインにいたるまで、独自の視点でおおいに語る!【目次】序章 漫画家が映画を語る理由/第一章 脚本力と設定力を楽しむ!/第二章 超私的「キャラクター」論/第三章 名シーンのつくられ方/第四章 アニメと漫画と映画の関係/第五章 美術デザインを愛でる映画/第六章 CGとSF映画の今昔物語/あとがき/掲載映画一覧
目次
序章 漫画家が映画を語る理由
第一章 脚本力と設定力を楽しむ!
第二章 超私的「キャラクター」論
第三章 名シーンのつくられ方
第四章 アニメと漫画と映画の関係
第五章 美術デザインを愛でる映画
第六章 CGとSF映画の今昔物語
あとがき
掲載映画一覧
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
25
12年刊行。漫画「GANTZ」作者がSF映画について語る。印象度B+ 「GANTZ」シリーズは読んだことないのだが。SF映画を、創作者の立場で観る、ということについて語った本。結構B級メジャーも観ているようだ。「スターウォーズのEP1~3」は「金をかけていても主人公がはっきりせず、共感もできず面白くない」とのこと。たしかに。とはいえ「初期の3作(4~6)はまだいい」という評価なのは結構意外。 いずれ映画も撮ってみたいそうだが、日本で大作じゃなくてもSF映画を撮るのは大変だろう2025/04/04
anco
11
SF映画、ハリウッド映画というと、お金をかけた割にあまりおもしろくないというイメージがあったのですが、この本を読むとそういった映画もおもしろそうに思え、もう一度見てみたくなりました。GANTZの製作談でもあり、SF映画の案内本でもある気軽に読めるおもしろい一冊でした。2015/01/27
たかやん
10
ガンツを読んだことないのでディテールはわかりませんが少なくともガンツがSF漫画であるにも関わらず著者のSFに対するこだわりに触れられてなかったのは残念。なのでSF映画論というより著者のSF映画紹介本だった。それでも個人的に好きなバーホーベン&カーペンター両監督をけっこう取り上げられてたのでそこはグッド。最後の方で「Xーメン」は「マトリックス」の黒ずくめ衣装の影響受けたと書かれてましたが、ガンツの黒ずくめ衣装はどうなんでしょうか?2016/04/16
百鉄
8
「GANTZ」の漫画は未読、映画は未見です。それでも、この本は面白かったです。1人のクリエーターがどのように映画を観て、それを自らの作品に活かしているのかが垣間見えました。何よりも著者の映画に対する愛情が文章の端々から溢れている。変に通ぶらず、有名な作品を紹介しているのも好印象♪ ただ、たまに映画のネタバレをしている箇所があります(^^; 所々に挟まれる挿し絵は、さすがのクオリティ!!2012/05/21
ハイちん
7
最近のぼくは映画評論をたくさん読んで、映画に詳しくなったつもりになっているが、とりあげられている映画はほとんど見たことがない(笑)。ぼくはどうも映画をみるのが苦手だ。じっと画面を眺めるのがどうも。でも、ぼくの好きなエンターテイメント系の作家さんはみんな映画が好きだ。好きというかマニアだ。映画は多様な芸術表現が可能な優れたメディアなのだ。ぼくもどうにか映画を分析的に鑑賞できるようになりたいものだ。GANTZは何度も読みあさった。「だれも見たこともないものを描くために、ぼくは映画をみるのです」なるほど。2015/06/12
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