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内容説明
Q なぜ『競争の戦略』を実務で使いこなすのは難しいのか?
Q なぜ差別化の賞味期間はわずか3カ月なのか?
Q どうすれば差別化を次から次へと実現できるのか?
低価格競争というチキンレースを続ける牛丼3社に未来はない?
「粉」で突き抜けたハッピーターン、亀田製菓は7年連続売上拡大。
親の肌感覚で顧客ニーズを顕在化、ターゲット児童693万人に600万足売った「瞬足」……
ポーターの基本戦略を使いこなして、日本企業が競争力を高める方法が豊富な事例から学べる
多くの日本企業で現状を打破する経営戦略が描けていないのはなぜなのか。
経営戦略なる代物は、そもそも役に立たないものなのか。
この問いに答え、多くの日本企業が経営戦略策定のどこで躓き、どうすれば経営戦略を機能させ、競争力を高められるのかを明らかにすることが、本書の目的である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
18
再読本。市場全体ではなく、絞りこんだセグメントをターゲットに、その層に向け戦略、マーケティングを製品差別化を伴って実施する。日本企業において、多数決の決議が採用されがちなため、似たような製品が巷にあふれているけれども、異種案の方に目を向けてみよう。それを採用しているユニクロ、日清食品はそれで成功しています。それに加え、彼らは撤退の判断も即決です。2017/07/21
魚京童!
16
人と違うことをすれば、お金が儲かる。人が望むことをすれば、お金が儲かる。競争して倒し続ければ、お金が儲かり続ける。素晴らしいな。物質的に満たされて、精神的に満たされないのは、精神が幼いからだよね。まだまだお金があれば、全部解決って思い込めてないからだよ。洗脳が足りない。もっとお金を!死ぬまで、お金を求め続ける亡者を目指すべきなんだと思う。そして死ねばいい。2019/09/26
犬こ
13
ポーターの言っていることが日本企業に置き換えられ、23の問題提議に対し、ポーターの考えるところだとこうだと課題解決が述べられているので、分かりやすい。付箋付けが多くなりすぎたので、あらためて読みたい再読確定本。良著です。2017/07/14
壱萬弐仟縁
9
SBCモーニングワイドラジオJで解説いただいていた先生の本。重要箇所はゴシック太字でよくわかる。売上が伸びない=累積生産性は増えない(34頁)。モスバーガーはマクドナルドとは違った経営戦略で販路を開拓した(69頁他)。高い原価率でも日本人好みの味に重き置いたのだ。価格よりも味を重視する消費者には受け入れられる。固有価値のあるラーメン二郎の事例も紹介されている(122頁他)。2013/08/02
もりの
3
ゼミの課題のため。ブルーオーシャン戦略の話が興味深い。コモディティ化を防ぐためにはどうすべきか。2016/03/11