カレーの経営学 勝ち続ける驚異のしかけ・ノウハウ

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カレーの経営学 勝ち続ける驚異のしかけ・ノウハウ

  • 著者名:井上岳久【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492502334

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内容説明

日本国民は平均して週に1度はカレーを食べているといいます。本書では、この日本人なら誰でも馴染み深いカレーを題材にして経営学を学びます。
「製造業」でいえばカレールウやレトルトカレーを製造するメーカーから、菓子・飲料を作ったり、調理器具を作っているメーカーもあります。
「流通業」では、スーパー・コンビニなどでカレーを販売していない店はありません。
「飲食店」では専門店から、蕎麦屋、喫茶店、レストランなどの飲食店のメニューにも入っています。想像以上にカレーは多くのビジネスにかかわっています。
難解な経営学も、みなが大好きな「カレー」を題材に学べば目からウロコ! カレー業界の常勝企業・ハウス食品などの事例をふんだんに盛り込み、楽しくわかりやすく経営学を解説しました。現役経営コンサルタントにして、カレー研究第一人者の顔も持つ著者だからこそ書ける、実践的経営学の指南書です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

13
変化はコントロール出来ないが出来る事はその先頭に立つ事だけ。ビジネスの定義は昔、輸送手段は馬車だったが我々の事業は馬車屋であると決めると質的変化で車が出てきても対応出来なくなる。定義や思考を小さく限定すると機会を失う。ブームとは周囲を巻き込んで引き起こして行く。支持されてる食品は容器の開発だけで中身は変えることは無い。イノベーションに成功するには最初からトップの座を狙わないと自立した事業にもならない。三国志も三国で競争し歴史を築いた。市場に3社いると革命が進む。2014/09/18

Kentaro

3
家庭で作るルウカレーは、お父さんお母さんから子供まで、全員が美味しいと思えるカレーでなければなりません。そして、家庭のカレーはルウを変えられない。変えると家族から「今日のカレー、味がいつもと違う」等とブーイングを浴び、お母さんはなかなか冒険ができないのです。対してレトルトカレーは、もしスーパーやコンビニの商品棚に目新しいレトルトがあったら食べてみたいと思う人が多い。しかも、万一それで失敗しても、責任を取るのは自分一人だけです。レトルトカレーの開発は、安定志向ではなく、挑戦的な商品も対象になるという事です。2018/10/19

Hiroki Nishizumi

3
馴染みやすい食品(カレー)から経営学の入門を、とのコンセプトだが、そんなに興味深いものとは思えなかった。ハウスとS&Bの比較あたりはまずまず面白かったかな。2013/09/02

ぷー

1
カレーを取り巻く業界が面白い。特に「辛さの度数表示」を使ってハウス食品だけで比べたもらう戦略は面白い。カレーならではの戦略もあるが、基本的には色んな業界にも使えるような縮図になっている。企業研究は面白いし、自分でもやってみたい。2022/07/31

DIMENSIONSEC

1
食品業界、カレー業界の概要が見渡せる本。非常に解りやすくシンプルな構成で読みやすい。比較的語られることの少なかったハウス食品の起業から現在までの特色がよくわかる。あ~カレー食べたくなった。2015/02/05

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