集英社新書<br> 司馬遼太郎の幻想ロマン

個数:1
紙書籍版価格
¥836
  • 電子書籍
  • Reader

集英社新書
司馬遼太郎の幻想ロマン

  • 著者名:磯貝勝太郎【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 集英社(2015/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087206388

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

『坂の上の雲』『竜馬がゆく』など大衆的な歴史小説家としての司馬遼太郎はよく知られているところ。また、独特の史観で書かれた数々の評論、随筆も物故後の今も多くの読者を得ている。だが、初期の作品群『ペルシャの幻術師』『戈壁の匈奴』等を読むと、司馬は卓越した幻想小説家であったことがわかる。大衆歴史小説家のイメージとは異なる、司馬のもう一つの作家性に秘められたものとは何だったのか。本書は、司馬遼太郎が遺した爛熟の幻想世界の秘密に初めて迫る評論である。【目次】はじめに/第一章 司馬遼太郎の人と文学の原風景・竹内街道(大道)/第二章 “辺境史観”によって、遠い祖先のルーツをさぐる/第三章 幻想小説(一)―雑密(雑部密教)と役行者/第四章 幻想小説(二)―純密の世界と雑密の世界を映し出す司馬文学の真骨頂/第五章 幻想小説(三)―山伏、忍者、幻術師の関連/第六章 幻想小説(四)―散楽雑伎(戯)と幻想小説のおもしろさ/あとがき/本書関連の司馬遼太郎略年譜

目次

はじめに
第一章 司馬遼太郎の人と文学の原風景・竹内街道(大道)
第二章 “辺境史観”によって、遠い祖先のルーツをさぐる
第三章 幻想小説(一)―雑密(雑部密教)と役行者
第四章 幻想小説(二)―純密の世界と雑密の世界を映し出す司馬文学の真骨頂
第五章 幻想小説(三)―山伏、忍者、幻術師の関連
第六章 幻想小説(四)―散楽雑伎(戯)と幻想小説のおもしろさ
あとがき
本書関連の司馬遼太郎略年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

4
ペルシャンの幻術師、ごびの匈奴2024/05/21

kino

0
幕末や戦国の、歴史資料を元にした小説の印象が強いけど古代宗教ものにも情熱が強かったのだな。2012/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4732329
  • ご注意事項

最近チェックした商品