内容説明
かつて誘拐され、恐怖を味わったアラーニは、何年もかけて彼女の心を解きほぐしたジャクソンに口説かれ、とうとう夜をともにした。驚くほど奔放な一夜を。ところが翌朝、目覚めるなり彼に部屋から追い出されたのだ。あの甘い愛のささやきは本物だと信じたのに……。悲しみを忘れようと忙しくするアラーニの前に、苦悩を浮かべたジャクソンが現れ、信じがたいことを口にした。「何も覚えていないんだ。ぼくはきみを抱いたのか?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるかず
1
アラーニに対するジャクソン最大の不安材料が取り越し苦労みたいな形で終わってしまって、非情に残念! そこはやはり一波乱欲しかった。一波乱乗り越えて、更に絆が強まってロマンスも盛り上がると言うもの♪ まあでも、この話のおすすめポイントはスピンオフの醍醐味が詰まってる、というところにある! デアのいたずらっぽい一面、トレースの過保護っぷり、女性陣は○○の回数で会話が盛り上がるしで、楽しかったです♪♪2012/08/19
める
1
保護欲の強いヒーローと、彼のあしでまといではなく力になりたいと願うヒロイン。長年一途にヒロインを思い続けていたヒーロー、一味違った可愛いところもあるな?と思っていたけど、やっぱり同僚たちに負けず劣らず男くさかった。個人的には守られるより共に戦えるヒロインが大好き。なので気の強いアリゾナと彼女に早くも入れ込んでいる様子のスペンサー、この年の差カップルのロマンスが楽しみで仕方ありません。2012/04/16
まめもち
0
はぐれた愛に寄り添いの続編。順番無視で読んでしまった。登場人物の関係性を把握していたらもっと楽しめたのかな?2015/08/16
oneoeight
0
過去のトラウマから男性恐怖症気味ヒロインと、彼女にずっと好意を持っていたモテモテヒーローとのお話。大好物のトラウマ持ちヒロインが余り美味しく調理されてないのよね~。後半になればなるほど、ヒーローの忠告無視の無謀さがドンドン鼻に付いてきてさぁ(-_-;)ウーム。一途なヒーローで楽しそうだと思ったのにな~。ドンパチのない、ただのロマンスだったらよかったのにと思わずにはいられない。過保護お兄ちゃん度☆5、また読みたい度20% 2012/05/18
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