内容説明
「ほんの数時間、ぼくを愛しているふりをする。それだけでいいんだ」元上司のガブリエルの提案に、ローラの心は揺らいだ。しかも報酬は100万ドル。息子のロビーになんでもしてあげられる。ガブリエルは失った父親の会社を以前から買い戻そうとしていた。その会社がついに売りに出たのに、大きな問題があった。売り手の大物実業家の婚約者がガブリエルのかつての恋人だというのだ。彼は実業家の嫉妬を和らげて取引を成功させるため、ローラにひと晩だけ愛人になってくれと言っている。でも、わたしはガブリエルに嘘をつき通すことができるだろうか。彼をふたたび愛することなく、愛人のふりなどできるはずがない。ひとりで育ててきた、かわいい息子の父親であるガブリエルを……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
MOMO
1
ガブリエル君の育児上手な理由が気に入らない…家族を持たない理由と重ねると、余計に気に入らない。育児はそんなに生やさしいもんじゃぁ無いわ!!と、変なとこでしこたま怒ってしまったので、それまでのガブリエル君の矛盾しまくった言動や、流されやすく、物事を己の都合のいいようにしか見ようとしないローラちゃんの性格に突っ込んでたことが、霞のごとくどっかへいってしまったわ・・・まぁ、それでも、最後のガブリエル君の行動は嫌いじゃぁ無いので、読み終わったあとは嫌な感じはしなかったのさ。 2012/06/19
なこ
0
★★★⭐⭐2014/05/22




