インサイド・アップル

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インサイド・アップル

  • 著者名:アダム・ラシンスキー【著】/依田卓巳【訳】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 早川書房(2012/05発売)
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  • ISBN:9784152092830

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内容説明

カリフォルニア州クパチーノのアップル本社、通称「インフィニット・ループ」。その敷地内では日々、いかなる体制のもとで、誰が、何を、どのように動かしているのだろうか? クック新CEO率いる経営陣、社員研修、キャリア開発、意思決定システム、社内競争。誰もが知りたかった「組織としてのアップル」の全貌を、元幹部・社員ら数十人の証言で初めて明らかにする全米ベストセラー。

目次

アップルの「芯」
第1章 ジョブズ信仰を超えて
第2章 ようこそインフィニット・ループへ―アップルにおける2つの秘密主義
第3章 すべてをコントロールする―デザイン、製品ライン、経営企画
第4章 永遠の新興企業?―「DRI」制、経営チーム、「トップ100」
第5章 ジョブズの後継者たち―クック、アイブ、そしてフォーストール
第6章 伝えるべきメッセージを選ぶ―基調講演、広報、宣伝
第7章 「アップルとのあいだに提携関係は成り立たない」―顧客、パートナー、競合他社
第8章 ポスト・ジョブズ時代のアップル―「アップル大学」の効果、独裁者不在のチャンスと不安
第9章 アップル卒業生が成功する日―ジョブズ・ウェイは模倣可能か?
第10章 最後にもうひとつ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

24
フォーチュン誌のシニアエディターの2012年出版(邦訳)。アップルの組織図で少なくとも40人以上の副社長がいることを知る。iPhoneや重点マーケットである日本にもそれぞれ副社長を置き、統括として上級副社長がいる。ジョブズ死後も人気や株価は右肩上がりできたが、それは彼が残した遺産。今後クックがどんな指導を見せるのか、もしくは後継者が出てくるのか?自動運転のテクノロジーの展開や新製品の開発など注目度は高い。著者のラシンスキーは裸身好きという程にはのめり込めなかった。2017/07/19

kei-zu

14
スティーブ・ジョブズ没後に刊行されたため、ティム・クック率いるアップルの今後に不安を投げかける形で本書は幕を閉じるが、ブランドイメージに冷徹な経営判断が加わった同社の躍進はご存じのとおり。ジョブズ時代の閉塞性は読んでいてなかなか息苦しい。今はiPhone使いの私も、iPodに触れるまでは、なかなか同社の作品に手が伸びませんでした。没後の同社の展開は、T・ミックル「アフター・スティーブ」が面白いですよ。2024/04/12

kochanosuke

8
面白かった。アップル・ファンではまったくない私でも。「インサイドアップル」がどんな様子か知りたい人、ポスト・ジョブズ時代のアップルを占いたい人にはお薦め。著者はフォーチュン誌の記者。読んだばかりの『スティーブ・ジョブズⅠ/Ⅱ』と内容は全然かぶってないが、親アップルでも反アップルでもない絶妙に中立な書き方は共通していて、そこが見事と思った。2012/06/16

kubottar

6
アップル社員達からみたジョブズ本。噂には聞いていたがジョブズのワンマンがこれほどとは、と驚きの内容だった。性格のいい奴ほどアップルで働くのは無理というのは笑ってしまった。しかし、逆に性格が悪ければ適格者というわけではなく、ジョブズの作り上げたアップルDNAを刻み込める人間、もしくは刻み込もうと四六時中がむしゃらに働く人間だけが“アップル社員”になれる。そして金が目的ではなく、優れた作品を世に出すことに至上の喜びを見いだせる者だけがアップルで働く原動力になっている。2012/04/24

maimai

5
世界企業ランキング1位として君臨するApple。そんなAppleは優秀で我が強い人で埋め尽くされている組織みたいです。そんなAppleをまとめあげたスティーブ・ジョブズは真のカリスマですね。そんな彼が大切にしたのは芸術性。プレゼンテーションも製品開発も緻密に練り上げ世の中に放つ姿はまさにカリスマ。中には彼を独裁的だと批判する人がいますが、どう生きるかはその人の自由であり自分の生き方を徹底的に追求する姿にカリスマ性が宿るのだと思います。Appleの極めて厳格なオフィスと激しい論争は普通じゃない‥2020/09/12

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