絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

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絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

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  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478112724
  • NDC分類 430.4
  • Cコード C0043

出版社内容情報

火の発見とエネルギー革命、歴史を変えたビール・ワイン・蒸留酒、金・銀への欲望が世界をグローバル化した、石油に浮かぶ文明、ドラッグの魔力、化学兵器と核兵器・・・。



化学は人類を大きく動かしているーー。



人類の歴史は化学とともに発展してきた。「化学」は、地球や宇宙に存在する物質の性質を知るための学問であり、物質(モノ)同士の反応を研究する学問である。始まりは、人類史上最大の発明とも呼ばれる「火」(燃焼という化学反応)の利用である。人類は火を利用することで、土器やガラスを作り、鉱石から金属を取り出すようになり、生のままでは食べるのが困難だった動物や植物も捕食の対象に加えて、生存範囲を飛躍的に広げていった。



現代では、金属やセラミックス、ナイロンのような合成繊維から、ポリエチレンのようなプラスチック類、高性能な電池、創薬などの新しい物質や製品を生み出しているが、いずれも化学の成果に下支えされている。つまり、化学は、火、金属、アルコール、染料、薬、麻薬、石油、そして核物質と、ありとあらゆるものを私たちに与えた学問と言える。



本書は、化学が人類の歴史にどのように影響を与えてきたかを紹介する、白熱のサイエンスエンターテインメント!化学という学問の知的探求の営みを伝えると同時に、人間の夢や欲望を形にしてきた「化学」の実学として面白さを、著者の親切な文章と、図解、イラストも用いながら、やわらかく読者に届ける。

内容説明

化学は人類を大きく動かしている―。火の発見とエネルギー革命、歴史を変えたビール・ワイン・蒸留酒、金・銀への欲望が世界をグローバル化した、石油に浮かぶ文明、ドラッグの魔力、化学兵器と核兵器…。

目次

すべての物質は何からできているのか?
デモクリトスもアインシュタインも原子を見つめた
万物をつくる元素と周期表
火の発見とエネルギー革命
世界でもっともおそろしい化学物質
カレーライスから見る食物の歴史
歴史を変えたビール、ワイン、蒸留酒
土器から「セラミックス」へ
都市の風景はガラスで一変する
金属が生み出した鉄器文明
金・銀への欲望が世界をグローバル化した
美しく染めよ
医学の革命と合成染料
麻薬・覚醒剤・タバコ
石油に浮かぶ文明
夢の物質の暗転
人類は火の薬を求める
化学兵器と核兵器

著者等紹介

左巻健男[サマキタケオ]
東京大学非常勤講師。元法政大学生命科学部環境応用化学科教授。『理科の探検(RikaTan)』編集長。専門は理科教育、科学コミュニケーション。1949年生まれ。千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻(物理化学講座)を修了。中学校理科教科書(新しい科学)編集委員・執筆者。大学で教鞭を執りつつ、精力的に理科教室や講演会の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mae.dat

259
タイトル詐欺かなぁ。化学の雑学好きですよ。でもこのタイトルはどうかな。だって、化学に限らずイノベーションに依って社会、延いてはその時代に生きる人々の暮らしに影響を与えるのは当然じゃ無いですか。敢えてのタイトルなら、有名な世界史の事件等のターニングポイントに関わる事柄の裏に、化学の役割があるって思うじゃん。思ったもん。主立っては戦争の兵器としてだけかなぁ。あと驚いたのは農業に革命を起こしたハーバー(・ボッシュ)法は取り上げられると思ったんだけど、負の側面の方が書かれてた。マッドサイエンティストだったん?2023/11/24

trazom

121
前半は原子論、元素、燃焼、周期律表など「化学」の学問的な歴史が示され、後半は、金属、食品、ビール、セラミックス、ガラス、鉄、金・銀、合成染料、医薬品、石油などの項目ごとに、開発の歴史や重要な人物がエッセイ風に紹介される。「絶対に面白い」というタイトルほど面白いとは思わないが、雑学的な知識は得られる。こうして概観すると、麻薬・酒・煙草による社会の乱れ、医薬品や殺虫剤の副作用、廃プラによる環境汚染など、化学による負の側面も目に付く。何より本書の到達した最終章が「火薬」「化学兵器と核兵器」というのが象徴的。2021/04/11

d2bookdd

73
『世界史』と『化学史』が、よく分かりやすく、まとめてあります。脈々とした人類の歴史を再認識しました。丁度、自然災害が世界各国で目に付くようになっており、これからの『化学』に求められる内容も納得しました。2021/07/23

六点

66
著者のお名前が「さまき」である事に安心感を抱いてしまった。原子の探求史から始まり、核兵器や毒ガスに至るまで、人類はあらゆる化学物質を作り出してきた。六点の理科は高校一年生で終了しているのだが、それでもとっつきやすかった。しかし、人間、これ程多様な化学物質を拵えながら、単細胞生物一匹も合成できないところに、若干の物悲しさを感じる六点である事だよ。2024/03/17

つーこ

63
何気なく日々の生活で享受している火も金属もガラスも、それからオムツの白い粉だって確かに化学者のおかげだ。彼らの頭脳やひらめきがなければと思うと感慨深い。『知りたい』と思う気持ちは何よりも大切だと思う。原爆や水爆など世界破壊に繋がる物だって作れるのだから、きっと私たちをそれらから守ってくれる何かも作ってくれるのではないかと期待したい。2022/04/23

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