メディアワークス文庫<br> 奇祭狂想曲

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メディアワークス文庫
奇祭狂想曲

  • 著者名:朽葉屋周太郎
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784048862691
  • NDC分類:913.6

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内容説明

おちゃらけな大学生、名雪小次郎。彼はある日、思わぬ事態に驚愕する。すなわち ―― 金がない。 このままでは卒業どころか、明日を迎えることさえ叶わないと自覚した小次郎は、夏祭り 「嗚鼓宮祭」 で、濡れ手に粟の金儲けをしようと企む。しかし、頼りの相棒・魔王が逮捕され、ピンチに陥る。しかも、かつて敵対していた女子高生・朝霞愛理を人質に、街中を逃げ回ることになってしまい……。 第17回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作である 『おちゃらけ王』 の名雪小次郎が、またまた大奮闘!? 疾走感あふれる愉快痛快な逃亡劇に、酔いしれろ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

9
おちゃらけ王が気に入った人はきっと気に入るあの世界観、あの世界がよりパワーアップして返ってきたというと聞こえは良いけど、世界観の懐かしさはあったけど目新しさがないので、ちょっとパワーダウンしたように感じた。でも、それ以上にこの世界が好きなので、まだまだこの世界観での物語をライフワークとして書き続けて欲しい気持ちになりました2012/04/12

きゅーま

9
年に一度の夏祭り、鳴鼓宮祭。駄目大学生名雪小次郎は金欠のため悪友である魔王の定例回収会を利用した金儲けを考えるが、祭の前日に頼みの魔王が捕われてしまい…!?小次郎が再び祭を走り回り掻き回す!愉快な仲間たちも相変わらず愉快です。『ここで無理をできないような自分なんて嫌だと強く思いました。』妹ちゃん成長したなぁ…前巻にあった謎やら伏線やらはほとんど回収されなかったようなので次巻に期待。2012/05/02

シュエパイ

9
おぉ、次の年の狂想曲だ!で、魔王が凄く意味ねぇ(笑)元王様は、相変わらず社会不適合だしwあ、妹さんが何気に素敵なパワーアップを遂げているなぁ。そのうち主役はこの子がのっとれるんじゃなかろうか。100人の笑顔のために1人の涙を赦せるのか、かぁ…。数の話をするんなら、逆の言い方もできるんだけどなぁ。1人の幸せのために、100人の笑顔を消すのか、って。だから、まぁ、良い悪いも何もなくて、好きにやったらいいのさ。2012/04/08

ハルクイン

7
まさか「おちゃらけ王」な続編が出るとは。トラブルからはじまる祭りの雰囲気が楽しかった。やはり様々なバリエーションのある特殊な能力を「特技」と表現しているのが、個人的には気に入っている。2012/04/03

DarumaO

7
続編。一章から四章にかけてのフザけた文章と妙なビルの描写は良かった。けど、最後のシメが少し大ざっぱになってやしないか。前巻はきれいにまとまっていたからねー。キャラはずいぶん魅力的。特徴もしっかりしているし。これ以上の続編はたぶん無理だろうから、楽しいキャラの出る新しいお話を次々と書いてくれることを期待しています。2012/04/01

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