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内容説明
震災後の日本は見えない罠に取り囲まれ、大きな危機を迎えている。罠は5つある。TPP、財政緊縮、沖縄基地問題、そして――。欧州から日米を30年間見つめてきたジャーナリストの日本論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Rubik's
37
★★★★☆2019/07/21
金吾
24
十数年前の本であり、結果として予測が外れた部分や同意できない部分はありましたが、罠に日本がはまるという全体像は今に続いているように感じます。他の著書も読んでみようと思いました。2025/09/01
ふぇるけん
8
TPP、原子力、日米関係と日本を取り巻く『罠』についてわかりやすくまとまっている。TPPは経済目的ではなく政治目的である、日本はもっと主権国家としての自覚を持つべき、など一つ一つが納得できる内容だった。こういった日本を長年見ている外国人の視点って重要ですね。2012/12/28
神崎
6
民主主義は不完全なシステム。というのは衆愚化する恐れがあるからと、思っていたが、資本主義体制ならば金権政治化することもある。なんて簡単なことに気づかせてくれた。2012/11/01
正助
4
大変冷静に日本の現状を見ている内容と思いました。特に第五章が述べている「無関心」という罠は日本人が陥っている大きな問題ではないでしょうか。2012/09/20




