内容説明
年の瀬の江戸で、「そろそろ、月が笑う」と言い残して、突如、人がいなくなる“神隠し”が、頻発した。根岸は、同心の椀田と家来の宮尾、岡っ引きの梅次や、下っ引きのしめたちに、消えた人々の身辺を探るように命じるが、その陰では危険な動きが……。根岸肥前が江戸の怪奇を解き明かす、耳袋秘帖「妖談」シリーズ第5巻。文春文庫オリジナルの書き下ろし時代小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baba
27
今回は前作「さかさ仏」に続く宗教がらみの題材で、隠れキリシタンとサンジュアンさまが何者なのか今後も続きそう。その為か、謎解きも明確でなくスッキリしなかったが、椀田姉弟の相手を思う気持ちやしめさんの存在が話しに彩りを添えて楽しい。2016/04/06
Hugo Grove
18
新宗教。闇の仕事人。続く失踪。胡乱な事件が蠢く。根岸お奉行の身辺にも悪の手が。何かスッキリしない結末。まだまだ続きがあるのだろう。2018/01/08
Syo
16
別に突拍子もない話ではなく 良かった2025/04/09
深青
15
シリーズ5巻目。段々事件の背後にいる黒幕がわかって来た気がしますね。どう対抗していくのか、とても楽しみです。一つ一つの事件がバラバラのようで実は繋がっている...というこのシリーズ、好きです。2016/10/05
うずら
15
耳袋秘帖その17・妖談シリーズ第5巻。こちらのシリーズは背後に闇の者達がいたりするので、あまり妖談という感じは少なく思える。最後は闇の者達に繋がっているので、スッキリしない。根岸様も、謎がわかるの早すぎるし(笑)それにしても、椀田姉弟の恋の行方は如何に?小力みたいな娘っていますよね。私は好きではないですが。椀田は痛い目見ても仕方ないとして、ひびき姉さんは頑張ってもらいたいなぁ。しめさんの二本差し(すりこぎ)には笑ってしまった。2014/05/13
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