デブ、死ね、臭い！ を乗り越えて

著者名：細山貴嶺【著】

マガジンハウス（2015/05発売）

• ISBN：9784838724086

内容説明

元「おはキッズ」、デブでお坊ちゃまキャラの細山くんは、２歳の子役デビュー以来、さまざまなテレビ番組＆ＣＭで活躍してきました。
しかし、その笑顔の影で、実は彼が幼稚園の頃から壮絶な「いじめ」にあっていたことはほとんど誰にも知られていません。
「自殺未遂」「殺害予告」、追い込まれた彼を救ったのは、果たしてなにか。
　いじめのない世界を作るために、封印していた自らの過去をあえて告白した、17歳、現役高校生＆子役タレントの感動の手記です。
いじめの最中に綴った詩＆掌編小説も掲載されています！

目次

1 本にする理由
2 自己紹介
3 本格的ないじめ
4 自殺未遂
5 殺害予告
6 デブ、死ね、臭い!
7 ダイエット
8 いじめる子、いじめられる子
9 今の僕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[しゅんぺい（笑）]

細山貴嶺さん？見たことあるような気もする人。 自身のいじめ体験を通して、自分のダイエットの過程、いじめに対する思いなど、かなり赤裸々な内容が綴られている。 高校生の文章とは思えないほど、めちゃくちゃ読みやすくまとまっている。印象的な言葉もちらほらあった。 筆者の思いがすごく伝わってきた作品でした。自分も、いじめがどういう心理でおこなわれるのか、あらためて考えてみたくなった。

2012/06/17

[みんみ]

みんなでこの本をまわし読みしました。全員泣きました。 読み終えて、自分の中で何かが変わるのを感じます。 少し苦しいような切ないような感情が残るのだけども、誰かを許せる自分になれる、そして、自分を好きになれる、そんな本です。 ４０キロのダイエットのメニューも必見。

2012/05/06

[今庄和恵＠マチカドホケン室コネクトロン]

イジメの問題より、母との関係がひっかかった。食べ放題にさせてしまったこと、こんなにもいい子にさせてしまったこと。ここに書かれていることが事実なら、子どもにしてはちょっと抑え過ぎなんじゃないの？と思いました。

2012/08/18

[あすか]

デブキャラだった細山くんの本。いじめられたときにやり返さず、思いやりの心を持ってなぜいじめるのか相手の気持ちを考えるところが素敵でした。 すっきりとして男前になってます！ 最後泣けました。

2023/07/13