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内容説明
リーダーの仕事とは、人心を掌握し、衆知を集め、彼らに全力を尽くして働いてもらうことだ。そのためには、進むべき方向と各人のなすべきことを言葉で示し、それに心の底から納得してもらわなければならない。
そのための道具は、つまるところ言葉しかない。
リーダーにとって、言葉は命なのである。
(「はじめに」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なおじん
6
☆4 みんな違う価値観。 ベクトルを同方向揃えていく為のヒントが満載でした。2017/02/05
kasugaitaro2011
5
人を動かすのは言葉。条件:●その言葉が本質を外さない。そのためには事実(ファクト)を的確に「見る」。弱みだけがファクトではない。本当に見つけなければならないのは,自分たちの「強み」。強みを磨くことが差別化。●前へ進むためのモチベーションを言葉にして伝える。キーワードが重要,「ダントツ」など。●実行:リーダーの本気,覚悟。言うを成す=誠,有言実行◆語るべき事●着眼大局,着手小局●何を犠牲にするか:負けていい所を決める。●「また同じ事を言っている」でいい●「端的な一点の事実」があれば,話は相手に突き刺さる 2012/06/02
ごえもん
5
リーダーには言葉が大事だという内容だけど、言葉の使い方の本ではない。言葉の力で相手が納得し行動してもらうには、事実正しくとらえて隠れている本質を見抜く必要があるし、それらを伝える端的でわかりやすい話が必要だし、その言葉と変わらない行動も必要であるとのこと。 この本の中で一番気に入った言葉は、「上は下を見るのに3年かかるが、下は上を見るのに3日もあれば十分だ」2012/04/09
モットヒカリヲ
4
鈍才と天才の差はファクトの把握力。ろくに現実を見ないまま、憶測が当たる確率が高いことを天才と呼び、見える化は鈍才が天才に近づくツール。2013/02/25
ご〜ちゃん
4
苦しいときを共に分ちあう。そしてぶれない軸を持つ。これだけは譲らないというところがしっかりしていて、しかもそれが外からはっきり見えると、信頼感につながるということ。組織だけでなく人との付き合いでも一緒だと思う。2012/06/23