内容説明
NHK『ワンダー×ワンダー』にて放送され反響を呼んだ「世界記憶力選手権」の書籍化。この番組で取り上げた「世界一の記憶力」をもつ出場者とその記憶トレーニング方法を軸に、一般の人たちにも可能な記憶術と脳の鍛え方を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
57
NHKで取材した2011年の世界記憶力選手権の番組の書籍化。驚異的な記憶力を競うコンテストの勝者たちのインタビューやテクニックを解説。多数の競技内容が紹介されるが、この無意味スレスレの内容に賭ける選手の情熱は凄まじい。訓練すれば誰でも記憶力は伸びるという。この年ぐらいからか、中国人の進出が目立つという。数字や発音の特性が中国語で有利(同音異義語が非常に多いせい)らしい。記憶術の紹介本として。2018/05/05
のり
6
ロンドンで行われる世界記憶力選手権。3日間かけて10種目の競技で記憶力を競う。人の顔と名前、並んだ数字、読み上げられた数字、トランプ52枚の並びを覚えるなど。訓練をすれば記憶力は伸びる。よく知っている道を選んで、覚えたいものを頭の中でその目印に置いていき、思い出すときはその道をたどるというジャーニー法。数字をアルファベットやイニシャルに置き換えて覚える方法など、具体的な説明がありました。記憶できさえすれば発想は自由。誇張したイメージ化、関連付けがが重要。人の顔と名前を記憶する能力を高めたいです。2016/04/27
Humbaba
5
記憶力というのは,才能もあるが同時に努力でもある.そして,その記録は次々に更新され続けている.何も知らない人間が見れば魔術にしか見えないものであっても,理論とそれを実現するための努力によって現実のものとなっている.2012/08/08
yc
4
中々面白かった。記憶の達人といえども個人で得手不得手はある。ただ、全体的な基礎技術は確立していて、2000個くらいのデータなら簡単に覚えてしまう。海馬には場所を覚える場所細胞の他に、顔を覚える顔細胞や数字を覚える数字細胞があるらしい。達人は記憶する際に前頭葉をあまり使っておらず、確立された手段をこなしている。中国で人気が高まる記憶術。日本でももっと流行っていいと思う2024/08/18
タリぃ
2
記憶術初心者向けの内容。記憶世界選手権の取材を元に、記憶術に関して提示されている。何も知らない人には興味深い本だと思う。読んで損はない。2016/08/18