内容説明
今日語り伝えられている海賊物語の多くは本書をもとにしており、三百年近くにわたり欧米で版をかさねてきた奇書である。下巻はキャプテン・キッドとしてバラッドにも唄われた人物の伝記をはじめ、海賊たちの鉄の掟や、海賊として法廷で裁かれた男たちの証言を紹介する。『イギリス海賊史』改題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
42
300年ほど前の短い時代を生きた海賊は悪者です。しかし彼等は自由と冒険を求めて海に生きるしかなかった。掟が全てなので。2022/06/05
uni
5
17.18世紀イギリスに実在した36人の海賊の伝記資料。18世紀に書かれた本書は著者が海賊と親しく、また著者自身が海賊だったのではないかと言われている通り詳細な内容となっている。正直、もっと下衆な海賊を期待してました。それなりに悪辣非道な行為やらかしてますが、やはり史実はどうも冒険心にかけますね。黒髭ティーチ・女海賊メアリー・リードはワクワクした。有名なキャプテン・キッドの処刑寸前のあの女々しい態度で自分の部下に責任擦り付けてやるよ感には失望した。2013/11/18
わらのいぬ
1
語られる海賊ごとにエピソードの濃淡はあるけど面白かった。マガドクサ漂流記が気に入った。2013/01/04
しゅう
0
東インド会社やアメリカ大陸発見から貿易が盛んになるにつれ、海賊に対する取り締まりが厳しくなった。 有名な海賊ぎ裁判にかけられて処刑されたり、討伐されていく。 英雄扱いされたドレークと、処刑されたキッドを比較してみると面白い。 エヴリーやミッソンやダンピア辺りは特殊な海賊だなと思った。 2022/10/02
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