内容説明
■内容紹介
1970年、後の都知事となる鈴野、天才建築家の名をほしいままにした丹波へ「新東京国際空港を建設せよ」と密命が下る。それは、期せずして江戸開府から繋がる千年都市へのかけはしとなった。臨海地区の埋め立て、お台場への企業誘致、ゲートブリッジの建造……、遂に最後の「島」の完成が目前に迫る――。都市伝説のごとく語られてきた臨海地区開発の真の企み、東京の発展に心血注ぐ男たちを描ききった都市開発スペクタクル。
■著者紹介
森崇 俊(もりたか しゅん)
1955年、東京生まれ。横浜国立大学経済学部経済学科卒業。不動産鑑定士資格取得。1992年、(株)プロパストを創業し、代表取締役に就任、業容を拡大する。2006年、ジャスダック証券取引所上場を果たす。レゾンデパン大磯、オリゾンマーレ、ガレリアグランデ、ガレリアサーラ、ブリリアマーレ有明などのマンションを供給。2011年、会社を引退し文筆業に転身。本書と同時に『季節、めくり』を執筆、刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさぎ
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もう、実名でもいいんじゃないかと思うのでした。終わり方怖いんだけど……2015/09/04
TAKU
0
ミステリーなんだかよくわからない内容。話もあちこち飛びすぎるし。建築家や政治家の名前をちょっと変えて現実の話が語られるから、一々頭の中で変換しなければならず、ややこしいことこの上ない。東京湾の開発の物語がなんとなくわかった所はよかったかな。TDLに東京ディズニースカイができるという発想はちょっともしろかった。2013/02/21
シマオ-
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都庁の職員はパークタワーを「三庁」と呼んでるらしい。2012/06/15