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内容説明
大震災以降、混迷する世界。文明の力で制御できない巨大な力の前に、我々は無力感・閉塞感の只中にいる。地球は、人類はどうなるのか。日本の惑星科学の第一人者である著者は、辺境(宇宙)から地球を見つめ直す視点こそが人類の未来を照らすと説き、独自の「チキュウ学」を提唱する。そして人類が積み重ねてきた「知」を体系化することこそ、転換点にある人類の進むべき道と論ずる。宇宙から地球を俯瞰するマクロの視点から、量子レベルまで分け入ったミクロの視点まで、惑星学から哲学まであらゆる分野を縦横に論じた本書は、松井教授の地球論・文明論の決定版である。【目次】まえがき/第一章 地球を俯瞰する視点/第二章 文明の変貌と人間論/第三章 「内部モデル」という宇宙/第四章 人間圏の未来/第五章 普遍を探る者として/あとがき
目次
まえがき
第一章 地球を俯瞰する視点
第二章 文明の変貌と人間論
第三章 「内部モデル」という宇宙
第四章 人間圏の未来
第五章 普遍を探る者として
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
46
表題はもちろん近代科学の幕を上げたデカルトのもじり、いや新たなデカルトたらんとする大胆な宣言。はたまた地球惑星学者による大言壮語か。いたってまじめな文明論で、137億年間の宇宙の歴史と410億光年の宇宙の空間の視点からこれまでの哲学と国家論と人類学を超えた新たな文明論を構築しようとしている。しかし優しい語り口ですらすら読めるのだが、あまりに話が大きすぎて途方に暮れる。しかし地球温暖化とか人類の滅亡(終末論)とかが些細なことにされ、人類のこれまでの進歩がここまで肯定されると、それはそれで爽快だ。 2016/05/14
Francis
14
タイトルはもちろんデカルトの名言「我思う、ゆえに我あり」を意識している。他のレビューの方はあまりご存じないようだが、第1章の記述は著者のお師匠竹内均先生が編集長を努めていたNewtonを昔よく読んでいたので懐かしく読めた。第2章以降は著者の地球システム論を踏まえた著者の人間論が展開される。結局松井先生は物事を極限まで追求する近代科学の申し子なのね。しかしその近代科学の発展が今の人類と地球の危機を招いているわけで、ではどうしたらいいのか?「あえて物事を追求しない」と言うのもありではなかろうか。2018/04/13
たー
12
科学的文明論、科学的人間論の入口って感じか?「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」今まで哲学の本とかを(それほど多くないけど)読んで、あまりしっくりこなかったことの答えにつながる道が見えたような気がした。2012/03/21
みのくま
11
宇宙的視座で人類文明を考える事こそ本質を捉える事ができる。人類は、農耕を始める事で地球システムの「生物圏」から「人間圏」に分化し、産業革命以降は地球システムの「駆動力」をも手に入れた。そして現代、この人類文明は人口爆発や環境問題で行き詰まりをみせている。持続可能な世界の必要性が叫ばれる中、著者は問う。そもそも人類は、持続可能な人間圏をつくりたかったのか。何億年も種が持続している微生物は沢山いる。ぼくは、著者は言外に「宇宙的視座では滅びは避けられず、そしてそれも大した事はない。」と言っているような気がする。2017/09/30
里愛乍
8
生物圏から分化した人間圏という概念は興味深い。さらには地球システムを超えているという点も。このまま拡大続けて一体どこへ行こうとしているのか、今一度考えてみたい。2014/05/23
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