内容説明
都会には季節感が少ないといわれます。けれど、大自然の中にいなくても、街路樹や公園の緑、道端の雑草や空の色、雲の形、風の匂いなど、わずかなものからでも季節の移り変りを感じることができます。お正月、ひな祭り、花火大会、お月見……、季節ごとにさまざまな行事やイベントもあります。旬の食べ物からも、季節は感じられます。せっかく四季のある国に住んでいるのに、それを楽しまないなんてもったいないと思いませんか?季節を味わいながら過ごすと、毎日が楽しくなります。ていねいに暮らすと、心がおだやかになります。「きちんと、しゃんと」そんな暮らしを始めてみませんか?五感で味わう暮らしの入門書。
目次
春―うららかな陽に包まれて(オオイヌノフグリ 宝探し ほか)
夏―粋を肌で感じる下町情緒(梅干ししごと お祭り ほか)
秋―実りの季節の至福の時間(お月見 読書 ほか)
冬―寒いときほど心はあたたかく(お風呂 リンゴ ほか)