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内容説明
頭脳派ゴルファーのための今までにない方法!
「頭のいい人」ほどゴルフはもっとうまくなる。ゴルフで最も重要なのは「判断」であり、熟慮速断とスピード学習でゴルフは劇的に変わる。ゴルフという領域で、知覚、確率判断、状況判断をどう統合するか、これらをパフォーマンス向上にどう活かすかを説くのが本書である。
著者は、『すぐれた意思決定』(中央公論新社、1997年)で、演繹合理的な意思決定論(統計学等)と経験合理的な意思決定論(行動経済学等)を組み合わせ、最も適切な判断を下すべきと主張している(診断論的意思決定論)。
ただし、実務の領域では、繰り返し似た状況が生じるので、個々の判断そのものよりも、判断力自体を向上させることも相当な重要性がある。その点で、仕事とゴルフとの間には意思決定の底流で共通するものが実に多くある。
著者はゴルフを真面目にするようになって4年で、公式ハンディキャップが34から5に急向上した。そうした体験に裏付けられた、判断力そのものの向上を促す具体的な方法を本書では提示する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dell92
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著者の印南さんは43歳からゴルフを始め4年でハンディ5になったというゴルフ経歴を持つ、現役の慶應義塾大学総合政策学部教授で意思決定論の学者である。 意思決定学者の書いた本らしく既存のショット技術論やメンタル論の本とは異なり、「判断と考え方」で上達しようという考え方の本ですので、かなり内容的にレベルが高いです。シングル入りを目指す方とかの中上級者向きでしょうな。 また大学教授が書いた論文のような本ですので読む人を選びますよ。 字が多いので、本を読むのが苦手な人は読めないな。(笑) この本の中ではゴルフ2012/06/27
Kazuo Ebihara
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著者印南一路さんは、慶応大総合政策学部教授です。 43才の時に本格的にゴルフを始め、4年で公式ハンデ5に。スゴイ! スコアアップには、技術力と、精神力と状況判断力が大切と言っています。 状況判断力を高める方策に絞ったゴルフ本です。 視覚、知覚をだますコースの罠への対処法。 各自のショット毎の成功確率に合わせたコース攻略法。 実践ラウンドの1打ごとにライの状況、使用クラブ、成否の記録を取り、ミスの原因を分析し、練習に繋げる法。等々。 確かに、ここまでやれば上手くなると思います。 私2012/02/16