メディアワークス文庫<br> 時間のおとしもの

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メディアワークス文庫
時間のおとしもの

  • 著者名:入間人間
  • 価格 ¥583(本体¥530)
  • KADOKAWA(2013/10発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784048863476
  • NDC分類:913.6

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内容説明

『携帯電波』 ―― 少女が台所で偶然見つけた携帯電話。耳を傾けた向こう側には、もう一人の自分がいて……。 『未来を待った男』 ―― この時代にタイムトラベラーを呼び寄せる。それが男の目標だった。『やり直したいことがある』 のだという。そして、ついにその時が訪れる。 『ベストオーダー』 ―― 四人の俺が、同じ場所に現れた。自分自身が複数いるこの状況を前に、俺達四人はしばし考えた後、全員で共謀し、『完全犯罪』 を企てる。 ほか、書き下ろし短編 『時間のおとしもの』 を含む、時間に囚われた人間たちの、淡く切ない短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そら

39
タイムトラベル、パラレルワールドなどのSF短編4編。全編、楽しかった~。入間人間大好き!会話のやりとりになんか癒されるんです。「蜜柑と檸檬は帰ってきたか?」「それは殺し屋の名前じゃないですか。」と、”デザインは車型だが~、中身はカーペット式に改良されて~名付けてデロえもん号。”には吹いた(笑)。「未来を待った男」が一番好きだけど、ラストの意味がよく分からなかったな(^^;)。表題作「時間のおとしもの」は、ロリコンっぽいシーンがいかにもって感じで微妙だな~(^^;)。2022/07/31

Yobata

36
『時間』は気まぐれな性格で、ふとしたときに『奇跡』を運んでくれる。時間を題材にした短編集。台所で発見した携帯電話にでると、もう一人の私が出て、その世界の私と入れ替わってしまう…「携帯電波」,バタフライ効果でタイムトラベラーを呼ぼうとした男と、タイムマシンの研究をし続けた友人の物語…「未来を待った男」,バッティングセンターに4人の俺が現れ、4人でしかできない事で、完全犯罪を目論む事に…「ベストオーダー」,時間が止まればいいのに…病弱な同級生が人が生きている速度は違うのだと言ってきて…「時間のおとしもの」→2012/07/19

烟々羅

28
読み友某氏にあったらプレゼンされた「たしか『読みたい本』に入れていたよね」。わたしともう一人の参加者は菓子をお土産にもってきていて、読メの集まりだということを意識していなかったのに。 入間人間は3冊目かな。内容に比して文章がちょっとローテンションなところが良い。四篇のうちでは「未来を待った男」が好き。時間遡行と ** は主題として相性が良い。(ネタバレにつき伏字)2013/12/16

美葉

26
文章がすごく読みづらかった。どれも設定は面白いと思うけれど、いまいち話に入り込めなかった。この作家さん苦手かもしれない。2020/07/29

不羈

25
これは、ラノベってカテゴリーなんだろうな。短編集(4作品)。好きなのは「未来を待った男」想いを具現化する努力、その源泉。青春だなぁ(;_:) 「ベストオーダー」はエンディングの強引さに不満足 けっこうLightに楽しめた。2014/06/11

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