内容説明
北海道から上京してフリーのアナウンサーとなった稲葉雪乃は奇妙な仕事を請け負った。
心身を患う義父のため、亡妻・千勢の代わりになってほしい?。
地図製作会社社長の葛木晋一郎に依頼され、駿河台の邸宅に通い始めた雪乃。
やがて、千勢が夏至の日に影の消える都市“花蓮”に憧れを抱いていたことを知る。
なぜ?
直後、雪乃の前に千勢の過去を知る謎の男・五十嵐が現れ…。
ベストセラー『モルヒネ』の著者が贈る恋愛長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がぁ
5
よく書かれている作品だとは思うが、途中に不要だと感じる挿話があったりして、集中して読むことができなかった。2016/03/13
ゆっ
3
依頼とはいえ、亡くなった女性の代わりとして生きるとはどういう気分なんだろう。とっても不思議な小説。オチが意外過ぎてかなり驚いた。どうしてこうなっちゃったのか安達さんに聞いてみたい。2014/03/15
moonchild
3
不幸なことに、別れは突然訪れる事がある。そんな時、誰もが「あの時、こうしていたら...」と思わずにはいられないだろう。そう後悔することで、実は自分が救われたいのだ。赦されたいのだ。一度、発してしまった言葉は戻らない。そう思ってしまった心は消せない。2013/12/17
Motley
1
★★★2012/02/19
oe2
1
主人公も含め出て来る人たちが何を考え、何の為に生きているのかが曖昧で、感情移入は勿論のことそれらの人達の言動に何の理解も示せず、終始薄っぺらなお芝居を見ている気分でした。当たり前にくると思っていた明日が来ないかも知れない、誰かを失ってから見る朝の太陽は、それ以前とは全く違うものかも知れない。そういった考え方には共感を覚えるものの、人と人との境界線があやふやなのか、もっと個人個人を掘り下げた書き方をしてみれば又違ったように見えるのかなあとも思います。著者の別の本をまた読みたいとは思わないかな。2014/04/30
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