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内容説明
「やればできるじゃないか、さすがだね!」「これ、適当にやっておいて」「なぜ失敗したの?」……こんなことを、部下に言っていませんか? あなたが「良かれ」と思ってする言動が、「間違った気遣い」となり、部下との関係を難しくしている原因かもしれません。
本書では、多くの上司がやりがちな30の言動を6つのカテゴリーに分け、なぜその言動が問題なのか、どうすればいいのかを処方箋として提示しています。内科医でありながら、産業医として、数多くの上司・部下・組織のメンタルヘルスを診察・指導している著者による、驚きと発見に満ちた上司の必読書です!
目次
0001 部下と自分を不幸にするOJT・指示出しとその処方箋
0002 部下と自分を不幸にする話の聴き方・報連相とその処方箋
0003 部下と自分を不幸にするやる気の出し方とその処方箋
0004 部下と自分を不幸にする失敗・トラブル対処とその処方箋
0005 部下と自分を不幸にするフィードバック・謝罪とその処方箋
0006 部下と自分を不幸にする中間管理職としての振る舞いとその処方箋
0007 総論から読み解く! なぜ、部下も上司も不幸になってしまうのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamaaki
8
★★★☆☆産業医の目線で、これは気を付けた方が良いことを纏めたものとなっている。必須事項を再確認できた。2017/02/19
おーしゃん
2
「○○という対応だと、メンタル不調を来す部下が、続出する可能性があります」という行が、延々と何十回も続く内容。こんなもん全部気にしとったら、上司の自分の方がメンタル言わすわーー!!、と、叫びたくなりましたわ。勘弁してくらはい。2014/06/11
tsumahiro
1
上司と部下のコミュニケーション改善と、それによる社員のメンタル不調の防止について、産業医の著者が「上司あるある」30例を挙げて、改善案を提案するもの。読んだ感想としては、社労士や学者等が同様のテーマで著した書籍と比べて新しい発見はなかった。むしろ、読みやすさを重視するためか、内容が薄く、言い尽くされた平凡な内容。おそらく私を含めた読者が期待しているのは、本書に書かれた当たり前かつ通り一遍の対策を施してなお残る、モンスター社員や発達障害系の部下への対応など、より深い問題に対する産業医としての見解だと思う。2023/09/30
まけやまたん
1
「新型うつ病は診断書を武器に会社や上司を訴える」。実際に同様の事象を見たことがあるが、病気のはずが無いと認識していたので勉強になった。新型うつ病者に関わらず、相手を受容するコミュニケーションを心がけたい。2017/01/21
Kosuke Kawashima
1
人の上司になった時に気をつけないといけない話がいろいろ載っています。それはやらないだろう、というものから、ついついやってしまっていたということまで。 タイトルが紛らわしい(最初、部下が上司を判断するものだと思った)ですが、上司の自己診断カルテ、とすれば内容に沿うもののように思います。2012/04/04