内容説明
1000兆円を超える財政赤字、すでに1945年の敗戦時を上回っている日銀のバランスシートに占める国債の割合、
そして円安による輸入物価の上昇……。
財政破綻や円暴落のリスクは、もはや回避不可能ではないかと思われるぐらい高まっている。
万一現実化した場合に、その被害者となり苦しみを味わうのは国民だ。
安倍総理は責任を取って首相を辞めるだけで、被害は補償してくれない。
本書はアベノミクスが生むリスクとコストについて警鐘を鳴らすとともに、
危機への備えとしての地域社会自立の重要性を論じ、
物質的な豊かさのみの追求から脱し「足るを知る」新しい価値観を築くことを提唱する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
20
思いっきりタイトルの違った本だけど、携書番号と写真は合っているので、ここで書く。たまにゴシ太箇所が出てくる。カンフル剤効果が切れた時が大変だ。副作用が心配(5頁)。先送り体質は遺憾。アベノミクスによる日銀の金融緩和で国債市場は異常事態(48頁~)。円安が招く国力の低下(122頁~)。財政破綻なら都会で食糧難(152頁)。あり得る話だと思う。社会の中で各々の居場所と出番を用意することこそ、次の豊かさを実現することにつながる(220頁)。2015/08/25
PUKO
1
藤巻さんより読みやすい (^_^; )です。2023/07/22
三上 直樹
1
民主党政権で国家戦略相を務めた財政通・古川元久さんによる、前半は安倍政権のアベノミクス批判、後半は地産地消などで生き残っていこうとする地域を紹介しながら次代への提言を行った一冊。至当な批判と提言ながら、それが政権交代につながらないのはなぜなのか、そこにこそ考えるべき問題があると思います。2016/11/23
かしわもち
1
書かれている内容は納得できる部分も多々あるが、どうしても「何故それを与党のときにしなかったのか…」という考えがどうしても脳裏を過ってしまう。政治家として日本を良くしたいのなら、安陪政権の地方創生を批判することを努力するのではなく、自身の政策が安陪政権に採用されて地方創生を後押しできるように努力するべきでは?2015/09/25
Yoshi
0
二度目ではあったけれど、改めて「幸せ」の在り方について考えさせられた。自分の求めているものと向き合いたいと思わせてくれた一冊。2017/08/25
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