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内容説明
翻訳業界の市場分析、「なった人」のドキュメント、訓練法、インターネットの効果的利用法、出版/映像/産業など分野別の攻略法、いい翻訳/悪い翻訳の実例解説、翻訳ビジネスのこれから、などをガイドする。
目次
まえがき
第1章 翻訳業界疾風録
1-0 前説
1-1 翻訳・通訳会社ものがたり
1-2 映像制作会社ものがたり
1-3 翻訳雑誌ものがたり
第2章 翻訳人ドキュメント――翻訳で生計を立てている人は、どのような道をたどってきたのか
2-1 出版翻訳「なれた人」
2-2 映像翻訳「なれた人」
2-3 戯曲翻訳「なれた?人」
2-4 産業翻訳「なれた人」
第3章 翻訳の営業
3-1 個人の営業
3-2 翻訳会社の営業
第4章 翻訳の知識
4-1 翻訳の周辺
4-2 電子ツール
第5章 翻訳の教育
5-1 専門校
5-2 大学・大学院の翻訳教育
5-3 夢の翻訳大学院
第6章 商品としての翻訳――具体例で翻訳の価値基準を探る
6-1 クレーム例に学ぶ
6-2 発注者の立場から
第7章 翻訳の訓練――著者が35年の業界生活で会得した翻訳教授法を開陳する
7-1 英文を正しく読むためのポイント
7-2 翻訳力の養成
7-3 音読のすすめ
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shigoro
9
著者の翻訳家としての能力は、小生が素人なので良く分からないけど、営業に関しては翻訳会社のパイオニア的存在だけあって、やり手っぽいわ。翻訳の仕事は依頼されるイメージが強かったけど、出向いて仕事を勝ち取っていく、まだ翻訳の権利が決まっていないものを積極的に探し出していく。というアグレッシブさが必要。まぁどの職業でもそうだが、翻訳能力がすばらしくても家でゴロゴロ待機しつつ依頼を待っているだけでは食えないってことだね。 2012/08/11
電羊齋
4
書名とはうらはらに、翻訳ってキツイぞ!、そう簡単には翻訳者になれないぞ!という本。戦後日本の翻訳業界の歴史、翻訳者たちの経験談は参考になる。自分もいささか翻訳をやっている身なので、読んでみて自分はまだまだ甘いと思い知らされた。2019/06/05
niko
3
『あなたも翻訳家になれる!』とともに、なんとなく購入し、なんとなく読んでみました。翻訳術もいくつか紹介されてはいますが、そのほとんどは複数の分野の翻訳者と、翻訳会社の歴史、そして翻訳業界紙や翻訳教育の実情について書いてあったので、ほとんど斜め読みで終わりました。希望をもたせるような内容ではないので、ここで紹介されている翻訳業界紙を読むよりは、翻訳を目指す前に、自分がめざす職業は時間をお金をかけるべきものなのかを判断する材料としてはいいのではと思いました。2015/11/30
jitchan
2
翻訳家になった人の体験談が参考になった。かなり売れっ子の翻訳家でも大した年収にはならないことが分かって悲しいやら、ほっとしたやら(?)。翻訳という仕事が好きでないとやってられませんね。【★★★】2013/06/13
月華
2
図書館 あとがきにあるように、いかに翻訳家がきついものかが書かれていました。内面がかなり専門的で斜め読みになりました・・・。ほとんど理解出来なかったと言うのが正直な所です。2012/04/04