講談社現代新書<br> クラウドの未来 超集中と超分散の世界

個数:1
紙書籍版価格
¥814
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価

講談社現代新書
クラウドの未来 超集中と超分散の世界

  • 著者名:小池良次【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 特価 ¥385(本体¥350)
  • 講談社(2012/01発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062881401

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

押し寄せるクラウドというイノベーションの波によっていま危機に立っているのは、日本のものづくり文化を担ってきたメーカーやメディアです。これまで得意としてきたハードとソフトの一体化戦略はクラウドによって瓦解し、商品やサービスの差別化をはかる要因が大きく変わってきています。シリコンバレー取材の第一人者である著者は、日米の身近なニュースや出来事を題材に課題を浮き彫りにしていきます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

26
もし、国民の情報をアメリカに握られたくないなら、日本政府はスパコン並みの予算をクラウド用データベース建設に使うといいかも。2020/01/05

ロッキーのパパ

18
クラウドに関する技術的な内容は簡潔に触れ、ネットやリアル社会へのクラウドの影響に力点を置いて解説している。著者がUS在住ということもあり、USにおけるクラウドやネット事情が参考になった。クラウドは今もてはやされているが、一次的な流行で終わるのか、インターネット同様に社会の必須のインフラになるのかが気になる。しばらくは継続してウオッチする必要がありそう。2012/05/10

nbhd

15
2012年の本。知り合いのエンジニアに、ここ20年くらいの仕事上の大変化について尋ねたところ、「クラウドの導入だ」という答えがかえってきた。確かに、クラウドについて知れば知るほど、超便利!ってことがよくわかる。この本は、クラウドの過去・現在・未来についてよくまとめられていて、とても勉強になった。そもそも、アマゾンがAWSのサービスを開始したのは、アマゾンで使っていた巨大システムが、クリスマス商戦の時期以外は手すきになるので、貸し出そうっていうのが始まりだったってことは歴史的事実として覚えておこう。2024/04/20

TSUBASA

15
近年爆発的に増えてきたクラウドの技術。その実態とクラウドがもたらす各種メディアへの変化を紹介する一冊。ここ数年よく聞くようになったけど「結局クラウドって何?」という疑問がようやく解けた。今まではTVだったら「番組を見る」音楽プレイヤーなら「音楽を聴く」とデバイスに対して機能が限定されてたのが、クラウドはデバイスを通じて「何でも出来る」からよくわからなかったんだな。内容は専門的で米国の事情がメインに扱われてるのでなじみにくかった。技術が日進月歩すぎてもう情報が古めかも。2015/02/07

えちぜんや よーた

15
オビに書いている通り、放送機器メーカーと既存マスメディア(新聞・テレビ)にとっては厳しいお話の本です。(ブロードバンドの普及や4G通信による大容量・高速度の通信環境の整備は、通信が放送の領域を侵食→データサーバーに番組コンテンツ・画像編集の機能が集中し、大企業が高額の設備投資をする意味がなくなる→メディア企業の寡占が崩れる)。本書を読んでいる限り、既存メディア(特にテレビ)を守るのは、厳格な著作権法の運用と免許制の電波行政のみで、技術的には新興企業でも既存企業と対等に渡り合っている感じでした。2012/08/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4532461
  • ご注意事項

最近チェックした商品