講談社文庫 女も、不況？

著者名：酒井順子【著】

講談社（2013/12発売）

• ISBN：9784062771931

内容説明

お洒落出産の効果、ハゲと結婚適齢期、サルコジ婚への憧れ、お通夜不倫というスタイルから、パフューム、探偵ナイト、梨園、桑田佳祐まで、「時代」と「女性」を鋭く穏やかに斬った、綴った、珠玉（？　）のエッセイ５６編。若い女性から中年男性までファンますます増殖中！　「週刊現代」人気連載、文庫化第４弾。（講談社文庫）

目次

女子高生気分のフラッシュバック
「パフューム」を好きになってみました
ハゲと結婚適齢期
大阪で「探偵ナイト」を観る至福
子供は座っちゃダメーッ！
生き続ける死語
紅白歌合戦と似ている、何か
女もすなる缶ビール
“そのまんまバブル”の宮崎へ
オヤジバンドを聴いてみました〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミカママ]

酒井さんの、人生におけるスキマに転がってるできごとをエッセイにする才能には、かねてより感服してました。ただ、エッセイ西の横綱・林真理子さん、東の横綱・阿川佐和子さんに比べ、キャラが弱い。いい子ちゃんぶりっ子から脱却するともう一皮剥けるのでは？は余計なお世話かな。

2017/03/20

[takaC]

8〜7年前の連載なのでまだまだと言うかもはやと言うか古い感じあり。

2016/03/31

[喪中の雨巫女。]

《私－図書館》なんか共感してしまう。わたしもオバサンになったからかなあ？

2014/02/25

[ハル]

10年以上前のエッセイ集。昔あった出来事をエッセイで読むって面白い！そろそろ麻生総理の時代なのかな？前回の本でも書かれてた、子供に優先的に座席を譲る風潮の話のその後のエピソードが、なんとも気持ち悪くて…。パフュームの売れてない頃の話や時事ネタも面白い。

2019/04/11

[DEXTERITY]

酒井さんはすこし年代が上なのですが、私もしばらくしたら、こういう風に思うんだろうな、と思うことしばしば。

2014/08/31