モノづくりの経営思想 日本製造業が勝ち残る道

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader

モノづくりの経営思想 日本製造業が勝ち残る道

  • 著者名:木下幹彌【編著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492521977

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

日下公人氏推薦! 本書は「モノづくりを通して日本の心を世界に示している」
かつてドイツと並んで世界に冠たる「モノづくり」大国であった日本の製造業に逆風が強まっている。
何が日本製造業を蘇らせるのか。その基本思想は、「小さな設備機械、少ない人数、少ない仕掛かり、不良のない、リードタイムの短い製造技術の追求」――。ユーザーの要求する品質・価格・納期を阻害する要因をすべて無駄と見なし、これを営業・開発・生産・物流・管理など企業部門全体が徹底的に排除するよう努めるNPSには日本製造業の原点がある。
トヨタ生産方式(TPS)を源流にしたNPS(The New Production System)活動の究極的な目的は、「モノづくり」の思想を未来に残すこと、そのための「人づくり」にある。激動の時代だからこそ原点回帰の哲理を説く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

12
消費者の要求する品質や価格、納期を阻害する要因を全ての無駄とみなし全部署で徹底的に排除し受注に直結した製品作りをすると在庫が出ず顧客に全部販売出来る消費完結型生産方式が製造の思想になる。材料を必要な時に必要な分だけ外部から納品させる事で小出しになり輸送の回数や天候に左右され納期が延滞して工場が止まるリスクも有る。製造業は在庫は罪子になり、その罪子のために倉庫など余計な費用が発生し陳腐化して処分代が発生する。設備投資の前に無駄なコンベアを取り作業と作業の継目をスムーズに動かし多能工を育てていく2015/02/08

taco

0
日本企業の強さは、このような人たちの活動によっても支えられており、重層的で裾野が広く、非常に強固ではないかと、改めて、感じさせられる本であった。2015/09/06

koji

0
中国、韓国に追い越され窮地に陥っている日本のものづくりですが、NPSは地道で息の長い活動を続けています。本書は、創立者木下幹彌さんを祝う記念論文集の趣で、その言葉は箴言に溢れています。「自助、自立、自戒」、「創業は易く守成は難し」、「玉琢かざれば器を成さず」、「瑠璃も玻璃も照らせば光る」、「ロバは旅に出ても馬になって帰ってこない」等。さらにNPSの思想、「1個流し」、「後工程引き」、「A(開発設計から営業)+B(生産部門)+C(発送、納品から代金回収)」は普遍概念です。韓国、中国企業も入れてほしいですね、2012/10/18

夢仙人

0
NPSの他の本も読んでみたい。NPS研究会にはどうやったら入会できるのか。2012/08/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4587416
  • ご注意事項