内容説明
「男の人は狼よ」――亡き母の言葉を、文字通りの意味で信じている16歳の少女・ステラ。彼女はある日、勤め先の屋敷で気味の悪い絵皿を洗えと命じられる。それはステラを「悪魔の生贄」にするための罠!! あわや生贄に――なる寸前で救ってくれたのは、聖騎士と修道士を名乗る謎の二人組。これがさらなる波乱の幕開けで――!? 男嫌いの小悪魔少女&聖なる狼男(?)のラブファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
22
うーん、なほうかな。次の巻の途中から面白くなるが、それで打ち切りエンドっぽい。男嫌いの主人公ステラが仕事先で皿を磨くよう言われ、誤って破損、そこには悪魔が封じられていて、てな話。主人公がやたら同じことを繰り返しギャアギャア言っているだけなのでうるさい。しかも悪役の言うことはころりと信じるのに、ヒーロー諸氏の話は頭ごなしに否定する頭の悪さが読んでてつらい。伏線が張られるのは良いが、貼りすぎで読んでいてさすがにイラっとくる。設定多すぎキャラ出すぎ伏線張りすぎ、と色々盛りすぎなんだと思う。2019/10/19
cgatocairb
9
B設定は良いも、主人公に全く魅力がない。せっかく皿は良いのに残念だ。中途半端ではこのタイプのキャラクターはつまらない。小悪魔ではなく単なる頭の悪いキャラでしかない。題名は忘れたが、コバルト文庫で超絶世間知らずのお嬢様が主人公で、純真無垢常識なし世間知らずがいたが、こちらは話は面白くなくてもキャラクター的には良かった。2014/06/17
Rara
5
フグwwwこの作家さんの書くちょっと変な小道具が好きです。暴走系ヒロインが、だんだん色々なことを考えていくようになる流れがお気に入りです。謎がまだ多いので、続きも楽しみに待ちたいです。2012/01/18
透馬なごみ
4
主人公最初から最後まで考えないし、騒がしいで疲れた。読んでても物語を読むというよりもステラの一人騒ぎを見てる感覚に陥ったかな。できれば、もうちょっと頭を使って欲しいなって思いましたね。ガブリエルの最後のオチも納得いってませんね。お前どした、ってなりました。プーちゃんも騒がしい、ステラも騒がしい、どんちゃん騒ぎな舞台をみてるみたいでした。続きは…読むかわからんなぁ。2015/05/10
紗奈
4
ぴんくのフグがうざいはずなのに可愛く思える不思議。最初は主人公のぶっとんだ思考回路についてけるかな、と思っていましたが面白く読めました。ステラと皿悪魔と狼と吸血鬼!賑やかで楽しいので続刊まってます。2012/01/20