内容説明
【第15回日本自費出版文化賞第一次選考突破作品】主義や思想に関係なく、「気仙沼」と「絆、繋がり」をキーワードに、東日本大震災のその時「私」はどこにいて、なにをし、そして何を考えたのか。それからどんな行動をし、何を訴え、どのような考えを持つに至ったのか。それぞれの想いを記録し伝えていくことが、この震災に遭遇し生き残った人の責務だと思ったので、私も友人に寄稿を頼み、原稿の文言の確認など、編集の一部を手伝いました。既に様々なところから震災の体験談集や写真集・記録集などが刊行されています。もっと早くとの思いはありましたが、寄せられた様々な体験談や意見は一つ一つ皆貴重な珠玉です。これからの復旧・復興に少しでもお役にたてばと念ずるものです。(編著者山内繁氏あとがきより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
10
新刊棚。気仙沼の暮らしが壊されたが、なんとか立ち上がろうという前向きな話もある。どの方の手記も全て実話である。だからこそ、この世の最も厳しい現実を突きつけられている。冒頭の話は、ラジオ中継を聴きながら必死に逃げる柳希嘉子氏(8頁)。被災してしまったのだから、金持ちも貧乏人も、ともかく生存のためにできることは協力し合わねば。「避難所で身に染みました思いやり」(昆野克恵氏、83頁)。東北大名誉教授の川崎健先生は、今世紀は核がつきまとうことを指摘されている(171頁)。地球表層学からの対策も検討してみたい。2013/11/26
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