SWITCH――スイッチ

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SWITCH――スイッチ

  • 著者名:村上和雄
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • サンマーク出版(2014/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763131782

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内容説明

全国に感動の輪が広がっているドキュメンタリー映像作品「SWITCH」のエッセンスが、本になりました!
遺伝子には「スイッチ」がある――この事実をまだ知らない方は多いのではないでしょうか? 遺伝子は親から引き継いだ固定的なものというイメージがありますが、じつはそうではなく、スイッチによって働きが変わる動的なものなのです。このことを、バイオテクノロジーで世界的な実績を上げ続ける村上和雄筑波大学名誉教授が、大事故から生還した鈴木純子さん・もも子さん親子のお話、特別支援学校で活躍する山元加津子さんの学校でのお話など、実例をあげながら科学的に説明していきます。そして、お話は「震災後をどう生きるか」「いのち」「魂について」へと展開していきます。
――あなたの遺伝子のスイッチはオンになっていますか?

目次

序章 いのちのスイッチ(遺伝子はスイッチのオン・オフで変化する 遺伝子そのものより遺伝子スイッチの働きが重要 ほか)
第1章 マイナスからのスイッチ・オン(心の環境が遺伝子の「ふるまい」を変える 細胞の“脳”は細胞膜にあると唱える科学者 ほか)
第2章 ニコニコ笑顔でいのちがけ(瞑想によってイルカと一体化した素潜りの名手 祈りが病気を治し、豆腐をおいしくする ほか)
第3章 日本を祈る(大震災が日本人の美徳を目覚めさせた 日本再生のため「心のDNA」にスイッチを入れよ ほか)
第4章 いのち―その「ただごと」ではないもの(いのちは不思議のかたまり、奇跡の集まりだ 超微小の世界に潜んでいる生命の秘密 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダージリン

8
映画「祈り」を見て、村上和雄先生のお人柄に惹かれ手に取りました。この本でも暖かな想いが伝わってきました。単に遺伝子をオンにする生き方を提唱するのではなく、それぞれの章ごとに深いテーマが、感動をおぼえるエピソードとともに易しく書かれていました。他の著書も読んでみたいと思いました。2012/09/30

Kentaro

5
遺伝子は生まれつき決められ、生涯変わることのない固定的なものではない。その時々の体の環境や心の状態などによって変化する。遺伝子の役割は遺伝情報の伝達による自己複製能力とタンパク質の生成による生命の維持である。同じ単語を使っても、書き手が変われば、全く異なる内容の本が書かれます。それと同様、同じ遺伝子であっても、その遺伝のスイッチがオン・オフされるタイミング、順序、パターンなどの違いによって新しい種が生まれ、同じ種の中でも個体差が生じるわけです。遺伝子のスイッチとは「環境」ともう一つは「心の持ち方」である。2018/10/22

akiyuki_1717

1
物事がうまく行かない、性格的に無理など、愚痴をこぼしてみても、遺伝子のせいだけにはできないし、前向きになる、笑顔でいることを心がけるなど、心理的なものでも自分の行動や才能は違う物になるという、画期的なお話でした。特に祈りが離れたところからでも効果があることには驚きました。天才は何かが足りない人という表現が笑えました。2014/11/24

Tomo I

0
Kindleオーナーズライブラリにて。遺伝子の多様性と遺伝子によらない後天的なものについて。特に前者は相模原の事件があったのでとても興味深く読んだ。2017/03/06

os

0
「気持ちの問題」といったような本。遺伝子はあんまり関係ありませんでした。2013/07/24

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