金魚のひらひら

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金魚のひらひら

  • 著者名:中野翠
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 毎日新聞出版(2013/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620320984

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内容説明

その時、感情はフリーズし、私は一匹のダンゴ虫のようになっていた―。
3月11日東日本大震災。

歴史に残る1年となった2011年を振り返る、年末恒例「サンデー毎日」連載エッセー。

目次

マダラ状のバカ・テレ屋の開き直り
これを好機に・顔文一致の人
これが負けか・「よいしょ」って何!?
デジタルの日々・カミングアウト
ある川柳から・快作『キック・アス』・バイク侍
タタリじゃあ~・幸せの一情景
’10年に観た映画ベストテン・ゲンナマなしでは…
年末ノスタルジー・夢の基地・シネマ落語
アイドルの苦味・懐かしい人・やっぱり名作
懐かしさのもと・「その時」が来た〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Maiラピ

24
小説も読んだことなく、中野翠さん初読み。母や妹、中野さんの家族の話がしみじみよかったです´ω`* 2011年11月より一年を振り返る。あぁあんな事件や出来事あったよね・・・そして3.11。2012/04/24

まっちょん

2
年末の恒例行事。2011年の時評。やっぱり周回遅れは縮まりません。 この年は東日本大震災があり、世間が大変な年でしたが自分自身も後先ないほどしんどい年だった…なのでスポーツ始め、世間で起こった出来事を今更ながら振り返ることができま した。 良くなってきているのか悪くなっているのか停滞のままなのか、それさえもよくわからなくなってきている2023年末の世の中を改めて実感。2023/12/15

ナルシスト

2
 もう20年近く、サンデー毎日の連載をまとめた大好きな中野翠さんのエッセイ集を読みのが習慣になっている。とにかく美的感覚や、モノの考え方、興味への方向性といったことがこれほど合致するのも珍しいくらい同化して読んでます。落語好きになったのも映画の見方に関してもすべて影響を受けた。しかし、去年の事象は震災があってすべてが一変してしまったようで、やはり翠さんの話もしんみり系が多かったけど、そのテンションの加減は何ら変わってません。ただただ同化して読み続けるだけだった。何十年も読ませてくれるの事にただ感謝です。2012/03/14

ビスケ

2
中野翠の本を読むのは久しぶり。歯切れの良さとミーハーぶりは相変わらずで、やっぱりいいなと思う。石川三千花の『勝手にオスカー』も読んでみたくなった。2012/02/20

ガハハ

2
2011年がよみがえってくる1冊!中野さんの映画の感想も 楽しい(*^▽^*) 90歳でお母さんがお亡くなりになったんですね。 合掌。2012/02/19

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