内容説明
テレビ番組で定番の大家族モノの中でも、15年28回にわたって続いている大ヒットシリーズが日本テレビの「7男2女11人の大家族 石田さんチ」。
最高視聴率20%、平均視聴率15%という驚異的な数字が物語るように、誰もが一度は見たことのある国民的ドキュメンタリーの魅力は、ニッポンの家庭の縮図のようなアツい親子関係と、お父ちゃん、お母ちゃんの子育ての中での名台詞の数々。
見終わった後になぜか元気になっている秘密は、子育てに悩む人のみならず、人間関係や人生の岐路に立った人にも、愛ある箴言として、勇気と指針を与えてくれるそのコトバたちのパワーです。
その歴史から、お母ちゃんの子育てに関する発言を凝縮した子育て論が本になった。
石田家の家訓「親より先に死なない」「親兄弟に迷惑かけない」「人のために生きないで自分のために生きる」をバックボーンに、子どもは“個”の存在だと考えて、それぞれにあった育て方に付いて語ります。子育てに悩んだ時に読むとほっとする一冊です。
東日本大震災を目の当たりにして、日本人の誰もが「日常」のいとおしさ、尊さ痛感し、家族愛や人々の絆を再認識した今、「これからどうやって生きていくのか?」という不安に対するビジョンが、この本にはあふれています。
「家族とは何か?」「失ってはいけない絆とは?」「守るべき人はだれなのか?」
すべては「石田さんチが教えてくれた」からこそ、指示し続けられている原点がこの本に詰まっています。
石田さんチに生きる力をもらってください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
19
大家族には経済力必要。トラブル時は、原因探しせず、今から何をするか。2022/11/25
BEAN STARK
9
育てかたは個々色々あるだろうが、9人育てたこと自体がスゴい!!尊敬する。次は女の子がほしいな~☆2013/12/25
keco
5
本当に。どこぞの偉そうな大先生と呼ばれるような人が書いた本にはない、現実的で実用的で笑っちゃって泣いちゃって、な内容。これはもう千恵子母ちゃんにしか書けないな!と。それにしてもこれだけたくさんの個性溢れる子どもたちの面倒よりももっともっと面倒くさそうなお父ちゃんの存在。千恵子母ちゃんじゃなきゃあの家は持たないな、とつくづく感じました。何事にも物怖じしない肝っ玉母ちゃん。私も5人の母なので千恵子母ちゃんのようにならねば…先は遠いけど。2016/02/10
morgen
5
近くに色々教えてくれる(ややお節介な)先輩ママがいない人は、この本を読みましょう。しょせん我が子、子どもはうるさくて当たり前、嫌いな人となるべく顔を合わさないようにするのも「生きる知恵」、お金はもらったはたから貯金、など役立つアドバイス満載でした。2012/06/08
やまてる
4
金言に溢れている。9人も子育てした母親の愛情一杯を感じる提言。子育ては、「“個”育て」、一人として同じでない。子供は、未熟で不完全。悪さをするもの。間違うもの。反抗期があるもの。全てを受け入れ、寄り添い、時期を待つ。愛情を持って見守っていく。トラブルやうまくいかないと、「なんで?」と思ってしまうと、心に風邪を引く。「そうなんだ!」と受け入れる。子育てに必要なのは、気力・体力・経済力。子どもは、いきもの、生もの、腐りもの。家族とは何か?絆とは何か?を気づかせてくれる。この本に、とっても愛情と元気をもらえた。2013/11/25
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