内容説明
マニラ湾の要塞群を粉砕した日向以下旧式戦艦部隊に、米新鋭戦艦ノースカロライナ級が立ちはだかる。死中に活を求める激闘の帰趨は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杞人
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「戦場の霧」を愛し、不確定な状況でこそ指揮官の真価が問われると感じる人間としては、今シリーズの芸風は肌に合わないものがあった。しかしここで、情報化された戦場でこそ構築できるストーリーを魅せてくるあたり、さすがと言わざるを得ない。そして、本巻の顛末は、おそらく911以来の自己犠牲の問題についての作者の一つの解答であるのではないか。「インド洋」では問題意識が先走って正直失敗していたが、今回はよくテーマが消化されていたと思う。2012/03/04
こみ3
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当時の技術水準で、レベル7の表示盤が出来るかは?など色々あるけど、微妙な歴史改変など、色々あり面白い。2012/01/09
Kenny00h
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いやぁ、面白かった!いやぁ、かっこ良かった!2011/12/29
Meistersinger
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遂にフィリピン戦終結。日本側が常に有利すぎる感もあるが、旧式戦艦艦隊派遣の理由も明らかになり満足。浅間シリーズのシャルンホルスト級といい、内田弘樹の超甲巡といい、巡洋戦艦に惹かれる。2011/12/21
YS-56
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サブタイトルに相応しいフィリピン攻略最終局面。古式戦隊は勿論のこと、三水戦の活躍も見事でした。2011/12/17