国家破産・これから世界で起きること、ただちに日本がすべきこと

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国家破産・これから世界で起きること、ただちに日本がすべきこと

  • 著者名:吉田繁治
  • 価格 ¥1,799(本体¥1,636)
  • PHP研究所(2012/01発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569802213
  • NDC分類:338.9

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内容説明

この明白な事実を、政府・財務省・マスコミは必死で隠している。
日本経済への悲観論にも楽観論にも引導を渡す決定版。
ビジネスメールマガジンNO.1、「ビジネス知識源」の発行人による渾身の書下ろし。
債務危機からギリシア化する世界、財政破産後の姿も書いてある。
ギリシャ、イタリア……。次々と国債危機(ソブリンショック)に見舞われる欧米諸国。この流れはどこへ世界経済を導くのか。必読の本。

【著者紹介】
1972年、東京大学仏文科卒業(専攻フランス文学)。流通業勤務を経て、情報システムと経営のコンサルタント(システムズリサーチ チーフ・コンサルタント)。87年に住関連業界の店舗統合管理システムと受発注ネットワークのグランドデザイン、業務と経営の指導に従事。95から2000年は旧通産省の公募における情報システムの受託開発で連続的に4つのシステムを開発。00年秋、インターネットで論考の提供を開始。メールマガジンの週刊『ビジネス知識源プレミアム(有料)』『ビジネス知識源(無料)』を合計4万5000名余の読者に配信。有料のビジネス部門で10年間1位を続ける。各地・各社での講演と、流通・製造・サービス・ITの経営指導。サプライチェーン、CRM、IT、経済、金融、時事分析の論考を公開し好評を得る。月刊誌『販売革新』『商業界』等にも定期寄稿。近著に『利益経営の技術と精神』『ザ・プリンシプル』(以上、商業界刊)等がある。

目次

第1章 国債の信用危機が世界を揺り動かす
第2章 経済的な信用とはなにか
第3章 デリバティブが5京円の現代
第4章 米ドルの膨張はどこへ行きつくのか
第5章 金融資産の運用と投資の真実
第6章 金利が低く歪んでいる国債市場
第7章 国家財政の破産はあるのか、破綻のあとはどうなるか
第8章 ドル、ユーロ、円の危機・その内容と展開
第9章 金融資産の防衛のために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GASHOW

5
政府の財政は破綻しかかっているという意見と世界から見て優秀で、そんなことはないという意見に分かれている。日銀は、インフレ目標を定めていてもハイパーインフレにならないようにデフレを維持している。デフレは、金の価値がある状態なので、破綻がさすものは、金を持たない者には救いが無い世界だ。日本の人口が減少して、歳出が増加して、通貨の借り入れができない状態で、世界から見捨てられると破綻になる。できる形で生き延びると思う。2019/02/04

ブロッコ・リー

5
図書館本、2012年1月に予約して2012年12月末に借りられた人気本で、非常に期待して読み始めたのだが『つまんなかった。』著者のメルマガをちょっと整理し直してそれらしい本にしただけ。基礎的な金融やマクロ経済知識があれば目新しい記述は無い。ちなみにキャッチーなタイトルであった国家破産と個人ができる対策についても具体的な内容がページを割いて書かれているわけでもないし目新しいものもない。一つ良い提案だと思ったのはフランスが少子化対応のために作った税制の採用の箇所だ。2013/01/06

ひろ☆

2
今後、日本の経済がどうなっていくか、ドル基軸体制の崩壊、日本の国債とは。日本の人口の減少化。2030年には10%減少、個人としてはどういう方法を取ったらいいのか具体的で分かりやすい。2013/01/24

turtle

2
硬派なしっかりとした本でした。 変な煽りがないところも好感が持てましたが、文体が読みにくいのが残念。 「先進国国債の低金利はデフォルトが増える前のサブプライムローンと同じ構造」という指摘にはうならされます。またしてもカイル・バスやアインホーンが勝つのか?2012/05/16

おおにし

2
世界規模の金融危機がこの先どうなっていくか、詳細なデータに基づいて論じられている。数字を一つ一つ追いかけながら400ページを読み切るのに1週間以上かかった。それだけ時間をかけても読む価値のある本だと思う。最終章に金融資産の防衛について少し取り上げられているが、あくまで基本的な考え方が示してあるだけで、この金融商品を買えとか投資クラブに入会せよという話はでてこないところが良いと思う。ところでデリバティブの対象資産は今や5京円!だそうだ。こんな嘘っぱちなお金いくらあってもだれも幸せになれないだろうね。2012/02/22

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