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内容説明
2010年J1で14位のチームが、翌年震災を乗り越え上位に食い込んだ。練習場は被災、避難所暮らしの選手もいて、練習とボランティアを両立させての大躍進。選手を突き動かした手倉森監督の熱い言葉とは!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた
16
2011シーズンのベガルタ仙台を追ったルポ。プロローグにあるチケットが完売しているのに空席がある状況には何とも言えない気持ちになる。手倉森監督との選手たちの信頼関係がいい方向に働いている。サッカーの監督といってもいろいろな人がいるもんだな。2013/07/30
あちゃくん
16
今日、スタジアムへ向かう道中に読もうと思って楽しみにしていた一冊。ベガルタ仙台の戦いの軌跡を追ったルポルタージュ。東京在住のライターさんが書いているので、僕自身も見に行った試合の話が多く、当時のことを思い出し目頭が熱くなる場面もしばしばでした。2011年の4位から昨年準優勝を果たし、今年はアジアを舞台にした戦いも加わります。どこまで高みに行けるのか本当に楽しみです。そして今日、震災から3年目のシーズンが始まります。2013/03/02
ゆにこ
11
ベガルタの2011シーズンを追った読み物。リーグ再開後のフロンターレとの試合はとても素晴らしく、涙が出た事を思い出しました。2013/06/24
さんつきくん
6
東日本大震災が起こった2011年シーズン。ベガルタ仙台は4位と躍進した。前年降格争いをしていたクラブとしては4位と言う数字は奇跡的だが、手倉森監督以下が一致団結。東北のクラブを東北出身の手倉森監督が指揮する事に彼自身が特別なプライドを持って戦っていたこと。彼自身がめちゃめちゃポジティブでメンタルケアに長けていること。つまらないギャグ(笑)被災地のクラブとしての挑戦。再開後の川崎F戦は感動ものだね。手倉森監督と選手達の信頼関係が良いのが伺える。2012/05/21
ほっそ
6
同時にサッカーダイジェストの「復興のシンボル」という、ベガルタのこのシーズンの特集号を一緒に勝ったので、涙腺緩みっぱなしでした。 2011/12/26