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内容説明
親が「この子はこれでいい」と、ありのままに受け止めてさえあげれば、たとえ発達障害があっても、子どもを育てる楽しみは、必ず見つかります。
少数派ゆえの子育ての苦労はあっても、決して子どもの将来を悲観する必要はありません。「医療」「療育」「家族と専門知識」の立場から、家族の不安をやわらげ、希望が持てるアドバイスを紹介。発達障害と診断された子どもを持つ家族のみなさんに、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
目次
1 「発達障害」の基礎知識
第1章 医療者の立場から
1 発達障害スペクトラムと家族のエピソード
2 障害の告知と受けとめについて
3 発達障害を持つ子を育てる楽しみ
第2章 療育の立場から
1 「障害を受けとめる」とはどういうことか
2 家族や本人の葛藤と、障害を受けとめて行くプロセス
3 療育とは
4 家族や家庭は、子どもにとって大きな力を持っている
第3章 家族と専門職、両方の立場から
1 障害を理解し、尊重すること ―「受容」ではなく―
2 ネットワーク ─つながるということ─
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペダたま
10
良いところを伸ばすこと、この子はこれで良いんだ、と思うように、日々心がけていくしかないんだろうな、と思います。 だけど、やはり息子は小学3年ですが、受け入れたくない気持ちもどこかにあります。(ーー;) 2017/11/23
hana@笑顔満開のわくわく探索人
5
障害があるということは、劣っているわけじゃない。個性の一つとしてとらえれば、障害のある人との関わりが変わってくると思う。障害の有無に関わらず、個として一人の子どもに接する時には、その子どもの過去と今とで成長を見つけたいし、課題も見つけたい。より良く生きられるようにアドバイスできたり、サポートできたら、教師として幸せだな…と思いました。2014/05/24
Junichi Wada
4
三人の識者がそれぞれの立場でわかりやすく書かれてある。特に、個人の立場でも親族に障害を有した方がおられるので、専門家としての立場と家族の立場から書かれてある。子供が得意なことをいかに引き伸ばせるか、急がずゆっくり、気長にと言うのが大事。2018/12/09
みにみに
4
今度子どもが診断を受けに行くので読んでみた。とても勉強になった。佐々木先生の文章は本当に心が軽くなるなあ。子育てで目標にしてるのは、心を健康に育てるということ。例えば片付けが出来なくても、心が健康であれば、本当に必要に迫られたとき、子ども自身が解決法を見いだせると思う。具体的な片付け法を怒って身につけさせるよりも、必要になったとき、自分で解決できる子に育てること。そういうのを目標にしている。それでいいんだなあと思えた。2013/06/16
雪下睦月
3
怒っても仕方がない。頭の中ではわかる。でも実行に移せない。この本を読んでから自然と怒らなくなった自分がいた。だってしゃ~ないやん。怒っても解決策にならんし、仕方ないやん。何時の間にか読み進むにつれ、実感したんだと思う。2015/05/04