メディアワークス文庫<br> 神童チェリー

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メディアワークス文庫
神童チェリー

  • 著者名:山田隆道
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048860765

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内容説明

俺は川端和之、花の高校三年生。もちろん頭の中は、女の子のことでいっぱいだ。でも、まったく女に縁がない。理由は簡単。通っている高校が、全国屈指の東大合格率を誇る男子校だからだ。え? スゲーじゃないかって!? なに言ってんだよ。女の子たちは、みんなこう言うんだ。「ガリベンはお勉強だけしとけっつうの。どうせ童貞くんでしょ?」 ……。 ああ、そうだよ、そのとおりだよ。童貞で悪いかよ! ガリベンだってなあ、高校生らしくセーシュンしたいんだよ! エリートだらけの進学高校を舞台に、受験と恋の間で悩む少年たちを描く、甘酸っぱくもコミカルな青春群像!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yスキー

11
コラムが好きで読んでます。ツイッターでもフォローしてます山田さん。小説も書けるのか。しかもおもしろいのか。作者の経歴を見ると、同じような高校出身みたいですね。自身を色濃く反映させたのは、器用な主人公かな。コラム書いて漫画の原作書いて小説も書いてエッセイも書いて。素敵な人。2011/12/21

いずむ

11
うわぁ!すごい恥ずい~!えぇ、確かに男子高校生のアタマはピンク一色ですよ。ピンクの下地の上に勉強のコトが2Hくらいの薄さで書かれてるんです。モテるとか、カッコいいとか、そんなコトばっか考えてましたよ、、、とは思うものの。。青春のシークレットをそんなにオープンにしないで~、って叫びそうになった。人にはお勧めできない。。楽しかったけど。2011/12/12

ハルクイン

6
男子高校生のある青春の一コマを切り取ったような感じ。ただ終始彼女欲しい欲しいな高校生男子の目線で描かれているからか、たまに読んでいて「むぅ…」となってしまった。読者が女性か男性かでかなり印象が変わる気がする。2012/02/19

yamakujira

5
進学校の男子生徒は他校からバカにされる、スポーツや音楽ができるとモテるのに、勉強はなぜ異性の目を惹かないのか。和之と大仏、幼なじみのふたりを対比しながら、童貞の悩みに悶々とする青春をえがく。でも、彼らの話だと、勉強ができからモテないっていうより、学校のイメージなんだろう。高校生ぐらいだと世界も狭いから仕方がないけれど、和之の問題は無趣味ってことじゃないのか。そして大仏の行動は笑い事ですませていいのだろうか。異性を求めて悶々とする気持ちはわかるけれど、それだけじゃ物語としてつまらないな。 (★★☆☆☆)2017/02/25

文系男子

5
都内の男子校(一応進学校ということになっている)に通っているので、非常に共感できた。男子校の高校生の会話って、こんな感じかもっとオープン。冗談じゃなくAV持ってくる友達もいるくらい(笑)面白かった。ただ一橋は東大並みに難しいと思う。2011/12/26

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