内容説明
カリーンの亡き祖父はかつてイングランド代表を務めた名ラグビー選手。だが、自堕落な両親のせいで一家の栄光は今や見る影もない。しかも、輝かしい過去の象徴である祖父の勲章がある日なくなった。兄が遊ぶ金欲しさに勝手にオークションにかけたのだ。落札者は、ギリシア出身のたたき上げの海運王、ザンテ。カリーンは勲章を取り戻そうと彼の経営するホテルに出向いた。そのカリーンをひと目見るなり、ザンテは所有欲をかきたてられた。彼にない、上流階級の者だけがかもし出す気品がカリーンにはあった。彼女が求めているのが祖父の勲章だと知り、ザンテは名案を思いつく。どうしてもというなら返してやろう。ただし、彼女の体と引き換えに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
ヒーローが傲慢に書かれてたけど、結局はヒロインの見栄が過ちの始まりだったように思える。そしてこのようなストーリーの場合、いつもヒロインが真実を明かさず、嘘をつくところから始まるパターンが多い。私的にはそこでヒロインに対する魅力がダウンしてしまう。読む気が削げるような出だしは控えて欲しい。強気だとか、自尊心が高すぎてという次元以前の問題で、悪いことをしたら謝るっていう当たり前のことが成されず、強がったり、言い訳したりするけれど、犯罪には変わりないんだからね!2015/06/05
hirara
0
伝統や栄光を守って後世に伝えていくのは残されたものの役目かとは思いますが、自分を殺してしまうのはどうでしょうか?そんなことしたっておじい様は喜ばないよと忠告してくれる人はいなかったの、元恋人っていうのはどうなのよ。なんだかみんながヒロインに依存して責任を押し付けているようにさえ思えた。そもそもその役目も、ろくでもない兄がいなければ楽にできたことじゃないの!ヒーローもろくでもないこと考えてる。んーでもこんな風に悲壮感漂うお話が好きなのだからしかたがない?ここのところ脅迫っぽいものが続く。2017/06/15
葉月
0
Cの上2012/04/21
Mari
0
★★★2012/04/04
MOMO
0
そんなに大事なもんだったら、兄ちゃんの手の出せないところにしまっておけよぉーー!うかつにも、ほどがあるだろー!と、思わず叫んだものの、まぁ、<持ち逃げ>した以外は比較的、問題のない嬢さんでしたわ(トラウマ抱えてるのは別として)。ただ、がんばるところが一般の観点からはちょっと離れてはおりましたが・・・。まず、あの兄ちゃんを何とかするべきだったのよ・・・ 2012/02/11
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