わが子からはじまるクレヨンハウス・ブックレット<br> 「原発をつくった」から言えること

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わが子からはじまるクレヨンハウス・ブックレット
「原発をつくった」から言えること

  • 著者名:後藤政志
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • クレヨンハウス(2011/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784861012020
  • NDC分類:543.5

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内容説明

技術者の目から、事故で起こったこと、原発の真実について解説。3.11の震災後、福島原発で何が起こったのか? そもそも原発の仕組ってどんなもの? 原発の格納容器設計に携わった著者が技術者の目から、原発の真実をわかりやすく解説。また、本来あるべき技術者としてのあり方についても説く。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

はじめに 「原発をつくった」責任をあらためて感じて
第1章 いま、学び直したい原発の基礎知識
第2章 次々と露呈した“原子力安全”の嘘
第3章 いのちを第一に考えた技術のあり方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちー

6
「知らなかった、知らされなかった、知ろうとしなかったわたしたちが、ここにいる。それらすべてを丸ごと背負って、いま、ここから、再びのはじめの一歩を踏みださなくてはならない」これはこの「クレヨンハウス・ブックレット」の創刊にあたっての言葉だが、まさしくこれから自分が意識し続けていかなければならないと思った言葉だ。「原発をつくった」からこそ、その責任として、原発の欠陥部分を訴えなければならないと著者は語る。制御しきれない物を安全だとは言えない。原発はまさしく人類がまだ手を出してはいけないテクノロジーなのだと思う2013/11/18

Hiroki Nishizumi

3
参考になった。やはり原発は現代の人類の英知ではコントロールできない。「事故などが起こったときの影響が多大なものに関しては、基本的に社会が、それを使うひとたちが主体になって決めなくてはいけないと思います。」「ようするに耐圧ベントをつけるということ自体、『放射能をみなさんにまきますよ』と宣言していることなのです。」「利益を受けるひと、被害を受けるひとが一致しなければいけない。誰かの利益のために、ほかの誰かが被害を受けるのは、許されないことです。」2013/10/14

Mao

1
現場の人たちが「すぐに全廃」と言っているのに、聞こえない振りをして自らの利益にだけ執着するムラの力の方が強いのは納得行かず。2012/03/16

Akira Nagata

0
筆者は元技術者というが、そもそも危険なものを提供しているという意識はあったのか問いたい。とはいえ、今、どういうリスクにさらされているのかはとてもわかりやすく書いてあります。2012/11/15

Daisuke.Ogawa

0
この本の著者は格納容器の設計携わった人物。故に原発の構造や内包する問題点を冷静に捉え、嘘偽り無く且つ解り易い文章で表現されている。多くの人達に一読をお薦めしたい良書。2012/08/05

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