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内容説明
情報が溢れかえっている現代。
やみくもに情報収集・整理をしたところで成果は出ない。
本書はトップ・コンサルタントとして、そしてビジネススクール教授として活躍する著者が、確実に成果につながる「アウトプットを重視した」知的生産術を説くもの。
情報と付き合うための基本スタンスから、独自の情報活用法、各種メディアからの情報収集術、著者こだわりのデジタルグッズまで盛りだくさんの一冊。
「20の引き出し」「デジタルとアナログの使い分け」など一流コンサルタントの超実践的な知的生産術を公開。グッズ紹介も多数!
【著者紹介】
早稲田大学ビジネススクール教授
目次
第1章 「情報整理」では差がつかない時代―「自分のスタイル」を確立しよう(情報活用のボトルネック;「目的」を持って情報と接する;自分の「立ち位置」を明確にする;「期待役割」を意識する)
第2章 大事なのは量ではなく「質」―必要な情報、不要な情報をどう見抜くか?(少ない情報で勝負する
「目的」というフィルターで情報を選別する
「差別化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
23
コンサルティング会社で働いていた著者が仕事の質を上げる方法を紹介する。インプットに力を入れることは、皆やっていて差があまりつかないが、アウトプットを磨くのは、あまり皆鍛えていないので、差が付くという指摘には、納得した。ツールもいろいろ使いこなしていて、今から見ると時代遅れな機器もあるが、使うコンセプトはいろいろ活用できそうで、参考になる。しかしあくまで「コンサルティング」のプロではあるから、業態の違いによって、極めるべき優先順位も変わってこよう。2017/01/25
ほじゅどー
12
★★★★★誰でも同じ情報にアクセス出来る今、差別化にはinputよりもoutputが超大事。自分の「情報術」のスタイルを確立する際、情報活用の目的(意思決定の助けとなる情報、アイデアの元となる情報、コミュニケーション手段としての情報がある)、立ち位置(意思決定者と企画立案者の違い)、期待される役割(パーソナルブランディング)を考える。Outputから考えると余計なinputをしないで済むのだ。。。2012/08/02
円舞曲
8
目的をもってインプット。あちこち寄り道できるのが新聞の利点。自分の文脈で読む。わかりやすい。キョロキョロする好奇心で頑張ります~2012/03/31
inote2
5
インプットで差がつかないというのはその通りだと思う。 目的を持って情報と接する。自分の立ち位置によって必要な情報は変わってくる、というところがなるほどと思った。 内田さんの引き出しの中身は「スパークする思考」と比較すると変化があって面白い。 2012/03/09
federao
5
スパークする思考を読んで筆者に興味を持った。第2弾。これもみずみずしい好奇心に満ちた本。「少ない情報で決断する」「どこで勝負すべきかを考える」いつまでもしなやかな心を持ち続けたいものです。2012/03/05