内容説明
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人類は、この地球上で快適に暮らすために、土地を拓き、海を埋め立て、建造物を築いてきました。その上で科学の力は欠かせないもので、気候や地震についてもかなりのことがわかってきました。しかしそれでも自然の圧倒的な力によって人々の営みが奪われることがあります。本書では、果たして私たちは地球について、今現在どこまで知っているのか、そして、どこまでまだわかっていないのかを整理していきます。
目次
地球と月の関係について
海水の起源と変遷について
生命の誕生と進化について
生物の大量絶滅について
プレートテクトニクスについて
地震予知とアスペリティ・モデルについて
マグマの発生について
地球内部について
過去の気候変動について
二酸化炭素の増加と地球温暖化について
石油の可採年数について
原子力の諸問題について
地球の定員について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まこ
5
地球についてわかってること、わかってないことを纏めた本。現代に至ってもまだ解明されてない部分の方が多いことがわかる。印象的だったのは、後半にある原子力について。原子力発電は放射能を無力化できれば夢の科学という印象だったが、放射能は万年単位で残る物質らしく、無力化は厳しい。かつ、原子力発電も石油を使わないわけではなく、処分方法がわからないゴミ(しかもいつ放射能をまき散らすかわからない)を何千年も管理するコストを考えれば、巨額を投資し、電気代の値上がりを受け入れてでも、他の道を模索する時が来ているのでは2015/05/06
gentleyellow
5
タイトルの通りだが、この手のタイトルの本で本当にタイトルの通りのことが書いてあることは少ない。この本でにはタイトルの通りのことが、しかもわかりやすく書いてある。とてもよくできた本。わかってないことを知るってことはつまり最先端が何なのか知るってことで、その意義は大きい。2013/11/13
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
4
2011年初版発行。再読。▼タイトルの通り、まだ分かってないことについてのまとめ。教科書や参考書を読んでばかりいると、なんて解明されているように感じてしまいがちだせど、まだ分かってないこともまだまだあるな、ということを再確認できる本。▼内容は幅広い。データと分かりやすい概念図があるので、いろいろと役立ちそう。よく整理されているので、あれはどうだったっけ?と思ったときに確認するのに持ってこい。2017/11/09
やいまゎ
2
食料自給自足だと日本の定員は7500万人になるそうです。地球の定員は?2012/07/19
まこ
1
本文を読んでわかりにくかったところも、各章のまとめのおかげで理解しやすい。生物が滅亡を繰り返した、地球内部のことなど前半では「謎」中心。地球内部のことは思っていたほど色々わかっていることが多く意外だった。後半では環境汚染や原発など今の地球が抱えている問題をとりあげている、これが本当にわからないことだらけ、それらとどう向き合っていくかの課題も提示されている。2014/05/01
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