岩波ジュニア新書<br> 素粒子はおもしろい

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岩波ジュニア新書
素粒子はおもしろい

  • 著者名:益川敏英
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 岩波書店(2011/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784005006977

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内容説明

物質を構成するもっとも小さい要素は何か?
古代ギリシアの原子論にはじまり、近現代の科学的探究により、さまざまな素粒子像が描かれてきた。
そして科学者たちはついに、究極の基本粒子をとらえた。
素粒子像はこれまでにどんな変遷をしてきたのか、最新像はどんなものか、2008年ノーベル物理学賞の著者が自在に語る。

目次

第1章 「6」という数
第2章 原子から素粒子へ
第3章 素粒子はいろんな性質をもっている
第4章 クォークとレプトンとボソン
第5章 素粒子をどうやって見るか
第6章 CP対称性の破れ
第7章 科学の役割と私たちの学び方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

55
今の素粒子研究には、山手線ぐらいの大きさの土地が地下に必要。科学が進むと素人には難しくなるようで2023/02/05

樋口佳之

40
お亡くなりになったというニュースで氏の業績に直接言及しているものが少なく改めてどのような方だったのかを知りたかったのですが…。クォークが6ならCP対称性の破れが説明できる…でしょうか。/「自由とは必然性の洞察である」この時代の方らしいお話でした/原子力発電へのスタンスだけは割とショックで、初版が2011年11月だとすると、3.11を経てなお「だましだまし」だったのかと。それは何処かに「だまされだまされ」る人がいないと成り立たないのだし。2021/07/31

nbhd

16
ジュニア新書だからって甘く見ちゃいけない。「CP対称性の破れ」について、益川さんなりにわかりやすく説明しているのだけど、これが全然わからない。わかりやすいものは頭をするっと抜けていくけど、わからないものは独特の重力をもつ。科学者になりたい子どもがこの本を読むとき、その体験は「科学って面白い」という即自的な好奇心の吸着よりも、「わかんないけどアレって何だったんだ!」っていう重力になるのではないか。そんなふうに考えていたら、レ・ミゼラブルのパリの下水道の話を急に思い出した。あれも、よくわからないの重力だ。2021/06/15

シロクマとーちゃん

3
基礎科学が実用になるまで100年かかるという。いろいろな例が紹介されていて、なるほどと。2016/03/09

つみれ

2
いやまじでさっぱり分かりませんけど、物理学の歴史がいきいきと描写されて、分からなくても面白いです。2019/11/05

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