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内容説明
前代未聞のビジネス書、登場!
ビジネスの鉄則をキッチンで学ぶ!? ヒントは「経営学」にあり。
著者曰く、経営学とは「誰かのために、何かをして、喜んでもらう」という、人間の幸せについて考える学問である。であるならば、料理に応用できないはずはない! そんな“発見”から生まれた前代未聞のビジネス書。「美味しい料理」とは「顧客満足」である、ランチェスターの法則を活用すれば素人でも一流シェフに勝てる、などキッチンを舞台に、驚きの論理展開から経営学と戦略論の基礎を体得せよ。
目次
1 ビジネス・パーソンの料理、その基本戦略を考える(私たちが、一流のシェフに負けないという合理的な理由 一流シェフに負けないための、具体的な戦略 戦略論の基礎(ちょっぴり経営学))
2 美味しいとは、どういうことだろう?(レシピは、料理を教えてくれない そもそも「味」とは、なんだろうか? 美味しいとは、どういうことだろうか?)
3 最低限おさえておくべき料理の基本(最も重要な美味しさの条件、それは塩 切る!切る!切る! 火加減を調節する 出汁について知り、3つの旨味調味料をそろえる 水について知り。正しく対処する)
4 ビジネス・パーソンがプロに勝つ料理(顧客調査(食べてくれる人のことを知る)
アクティビティー図による行動の設計と把握
プロに勝てるレシピ
レシピ1・カレー
レシピ2・餃子
レシピ3・バーニャカウダ)
5 さらなる顧客満足のために(献立デザインのエッセンス 盛りつけのエッセンス 音楽と料理)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
patapon
2
「ビジネスパーソン」が顧客(食べる人)に喜ばれる料理をふるまうための料理本、という読んだことのないタイプの本。キッチンを制するからには食材のまわし方とか片付けのシステム化とかまで含めてこそじゃないかな、と思いましたが、ケではなくハレの場にのみ焦点をあてているいるので、食べる人を料理に参加させる、とか自分が持ってきた食材は美味しく感じる、とか、カレーと餃子とバーニャカウダで攻める、とかおもてなしに役立ちそうです。2016/09/21
箱入り嫁
2
「誰かのために、何かをして、喜んでもらう」という経済学を、料理に応用。 料理は、喜んでもらうための手段♪ プロ顔負けの料理ではなく、家族やお客様に 喜んでもらえる料理の知恵がいろいろ書かれていました。この本で紹介されている知恵を 毎日の暮らしにせっせと役立てていきたいと思います。 2012/03/17
復活!! あくびちゃん!
1
巷にある料理本とは違い、素人が作る料理をいかにプロと差別化し、「おいしく感じさせるか」に主題を置いているため、切り口としては面白いのだが、『ビジネス本』として期待すると肩透かしを食らうかも。でも、料理初心者の私にとっては、とても楽しく読めました。2012/03/04
Yamato Suzuki
0
マネジメントは初心者ですが、単純に料理の素晴らしさを教えてくれる本だと思います。人をもてなす思いこそが料理の本質。顧客が何を望んでいるのかを知ることが大切なのだと学びました。また、経営学の観点でも初心者の私に分かりやすいように教えてくれました。料理がもっと楽しくなりそうな一冊です。2013/01/18
w
0
面白い。料理の手際のよさが、そのままビジネスでも~~~みたいな本かと思ったらガチ料理の話だった。いい意味で裏切られたいい本。残念なところは、ページ数短いかな。2012/03/31