内容説明
数々の賞を射止めた若き女性広告ディレクター・中川凛。ある事情から広告業界に嫌気がさし、東京を脱出。葉山でヨット暮らしを送っていた。クルージングと読書、そして海に抱かれて眠る日々……。そこに新たな仕事の依頼が飛び込む。気乗りのしない彼女だったが、ある少女との出会いが、心の奥に眠る想いに火をつけた――。海風のように爽やかな、大人のための青春小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七色一味
33
読破。久々の喜多嶋隆さん。落ち込んだ時とか読むと、前向きになれるし、短いセンテンスはリズミカル。読んでいると、それだけで葉山の空気に包まれる感じがいい。自分が自分らしくあるために。当たり前だけど、胸に刺さる言葉です。2013/02/11
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6
喜多嶋さんが描くヒロインは、どのストーリーも格好いい。今回の主人公、中川凛さんも信念がひとつ通っていて、自分の進む道を迷いながらも進んで行く。このストーリーも好きです。2013/08/26
せかんど
5
大人のための青春小説かぁ〜。確かにすっきり爽やかな感じでした。作者のファンクラブとかも楽しそう。2014/10/15
イトウちゃん。
3
「上手に生きるより、自分らしく生きる方がいいでしょう?」2011/12/07
Hitoshi
3
やっぱり、さわやかで、楽しいよ。2011/11/20