内容説明
大竹しのぶ主演でテレビドラマ化決定!
終末期医療の訪問医が見届けた感動実話全9話。数多くの「看取り」を続けてきた医師が問う「人にとって最もふさわしい最期の場所」とは。
真の家族愛を描いたあの感動作がついに電子化。
そしてテレビドラマ化も決定。
著者は地方の開業医。
開業医といっても、この医院を訪ねてくる患者さんはほとんどいない。
なぜならこの医師は訪問専門の医者だから。
患者には末期ガンや脳梗塞を患う人が多く、これまで何百人という患者さんを看取ってきた。
その過程で人間にとって、本当に幸せな最期とは?
と、医師は常に考えるようになった。
本書ではその医師が経験してきたさまざまな「看取り」のなかから、せつなくも感動的な最期のカタチを、9編集めている。
どの話にも、私達がいま考えておかなければならないテーマがつまっていて、思わず涙するシーンが待っている。
目次
第1話 核家族の老後
第2話 呆けたふりをする老母
第3話 在宅死を拒否する人々
第4話 さまよう入院患者
第5話 自宅で死ぬということ
第6話 無手勝流の開業医
第7話 女子中学生の一言
第8話 新しい形の「終の棲家」
第9話 自宅で死のうよ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
らむり
31
「会社の代わりはいくらでもいるが、宏子の代わりは世界中探してもいないだろ」熟年夫婦の深い愛情は在宅介護の基本。訪問診療の草分けである著者(医師)による終末期医療・介護ノンフィクションです。2014/03/07
よぶ
10
私の考えとしては、私と私の家族には延命治療をしてほしくないし、させたくない!!在宅で看取りが出来るのであれば、それが本人にとって最良だと思います。介護を担う家族がどこまで出来るか…踏ん張れるか…。人生の最期を考える一冊です!2021/10/12
生活相談屋
8
在宅での看取りをやっているドクターは平野先生みたいな人が実際多いような気がする。即ち、医療という自分の職業に、深い哲学を重ね合わせ、人々の本当の幸福を追及するための一つの手段と捉えている姿勢である。まあ確かに金儲けが大好きな医者は、在宅医療なんぞという大変なだけで儲けの少ない選択をすることはないだろう。『「いじめ」の増加は、単に学校教育だけの問題ではなく、死と同居するという家庭の在り方、いわば無言の家庭教育が、子供たちの環境から失われたことと深い関係があるように私は感じている。』まさにその通り。2018/12/28
epitaph3
4
在宅訪問医療のことを多く書いてあるのかと思いきや、高齢者向けのアパートの話なと、知らない話もあって、興味深いものだった。特に子どもに死を考えさせるということが、子どもに多くのプラスの要素を与えるというところがたまらない。死は忌み嫌うのではなく、受け入れるべきことなのだ。私はできるなら、やっぱり在宅で死にたい。だけど、家族に迷惑がかかるなら、悩むなあ。2013/10/24
Cham
2
終末医療の話し。自分は最後苦しんで死にたくない。穏やかに死ねたら何より。2018/09/08




