内容説明
頼朝の創業から比企・畠山・和田・三浦氏や北条氏の栄枯盛衰、南北朝の争乱と足利氏の郷隆…古都鎌倉の歴史は合戦の歴史でもあり、いずれの寺社・旧蹟・名所も合戦に因まない所はない。鎌倉在住の碩学が多くの史料をもとに著した興趣に富む鎌倉散策ガイド。
目次
治承四年(一一八〇)由比ヶ浜:和田・畠山合戦
建仁三年(一二〇三)比企小御所合戦―比企一族の滅亡
元久二年(一二〇五)畠山重保由比ヶ浜合戦―畠山一族の滅亡
建暦三年(一二一三)和田合戦―和田一族の滅亡
宝治元年(一二四七)三浦合戦―三浦一族の滅亡
文永九年(一二七二)・弘安八年(一二八五)・正応六年(一二九三)北条家の内訌と安達一族の滅亡
元弘三年(一三三三)新田義貞の鎌倉攻め―北条氏滅亡
建武二年(一三三五)・建武四年(一三三七)。正平七年(一三五二)北条の遺児・時行の鎌倉反攻
建武四年(一三三七)南朝の貴公子・北畠顕家の鎌倉攻め
正平七年(一三五二)新田義貞の遺児・義興の鎌倉攻め〔ほか〕
著者等紹介
笹間良彦[ササマヨシヒコ]
大正5年(1916)東京に生まれる。文学博士。日本甲冑武具歴史研究会会長を務め、数多くの編著書がある。2005年11月逝去、享年89歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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