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内容説明
愛妻のさだに助けられ、医学にとどまらず物理、数学、自然科学の分野など新たな蘭学の研究分野を切りひらき、緒方洪庵を育てた中天游の物語。子どもと大人が共有できる新しい児童文学。
目次
1 遺言
2 わが道
3 生涯の友
4 始動
5 結実
6 コレラ
7 解剖
8 三平
9 キリシタン事件
10 嵐
11 シーボルト
12 別れ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
菱沼
3
「適塾」といえば、手塚治虫の「陽だまりの樹」。その大元になった人々の物語だった。学ぶということは、本当は楽しいことだったはずだというのがよくわかる。冒頭が、エピソードのぶつ切りのようでちょっと息切れしたのと、文中の関西弁に少し違和感があった。大阪は昔からユニークな街だったのだなと思った。2020/05/27
アーサー
2
江戸期の大阪で自分の赴くままに、蘭学の研究をしてきた男、中天游の物語。日常生活がままならないくらい学びたい欲がありつつも奥さんのさださんが支えてくれていたり、良き師や学友と巡り会えたりこの人の人生はとてつもなく幸せだったんだろうなと思う。呆気なく死んでしまったのがもったない。もっとやりたいことあったんじゃないかな。 6年生以上かな。2021/08/11
バニラ風味
2
名も知れなかった一人の男が、とある文献の中から見出され、その生涯、功績に光を当てられた。「当たり前」なことに疑問を持ち、蘭学、天文学、物理学、医学を学ぶ、その名は天遊。その行動を嘲る者もあれば、同志として意気投合する者もある。しかし、「蘭学を学ぶものはキリシタンの疑いあり」と、幕府は取り調べを行うようになった。彼は持ち前の性格で、ひょうひょうと生きるが…。鎖国時代、激動の歴史の中で彼が成したこと、とは。主人公の素直な言葉、自然を愛し、命を尊ぶ心が伝わる、細やかな文章が魅力的な伝記である。2013/07/13
ほたぴん
1
この作者の作風なのかもしれないけど、小説なのに一歩引かれた目線で書かれてるような感じがして、そこが感情移入しにくい気がする。残念。2013/05/05
☆よいこ
0
江戸時代、蘭学医学を学んだ天遊(てんゆう)は勉学ばかりで生活力は無く変わり者だった。天真爛漫でいつまでも子供のように純粋な天遊を見てると、学ぶって楽しいのかなと思える。2017/08/04
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