尾木ママの 親だからできる「こころ」の子育て

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尾木ママの 親だからできる「こころ」の子育て

  • 著者名:尾木直樹
  • 価格 ¥530(本体¥482)
  • PHP研究所(2012/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569677385

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内容説明

「いい学校に入るために英才教育を」「しつけのために厳しく叱らないと」――そう思っていませんか? 親が上から目線で接すると、子どもはかえって反発し、いい子を演じることで、心が壊れてしまうこともあります。また、これからの子どもたちにとって、グローバルな社会を生き抜くためには、自分で考え、はっきり意見を言えるようなたくましさは必須です。そのためにどうしたらいいのか、お母さんも子どもと一緒に協力しながら探って行くことが大切なのです。本書は“スキンシップをしよう”“子どものつらさをわかってあげよう”“「いのち」の大切さを伝える”など、「尾木ママ」として人気の教育評論家が教える、子どもの心をやさしく、強くするための方法。肩の力を抜いて子どもと協力していくことで、あなたの子育てはラクになります!『親だからできる「こころ」の教育』を改題し再編集。

目次

第1章 いま、子どもたちの心に何が起きているのか(「心を育てる」とは、どういうこと?;仮面を脱げない子どもたち;学級崩壊は起きて当然だった!?)
第2章 子どもの心を育てるために(スキンシップをしよう;子どもが育つ前に親が自分を育てよう;友だちと遊ぼう;心を育てる叱り方;子どもの心を開くには;みんなで食卓を囲もう;学校に問題があったとき、親はどうする?;テレビとIT、どうつき合う?)
第3章 あるがままの我が子を受け入れて(子どものつらさをわかってあげよう;子どもが自分に自信をもてる環境を;「いのち」の大切さを伝える)
第4章 協同・共生の子育て(学級崩壊させない心の教育;スクール・デモクラシーで学校の再生を)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

51
子供が大きなったときに必要な能力が「自ら考え、判断し、問題を解決していく」能力これを家庭教育で教えていく。それに必要な教育が「自己肯定感」をつけること。しかし現代の日本の小中高大学生の自己肯定感の低さは世界レベルで低い。その理由は《他者との比較で自分を評価する 》ため、ではどうやって自己肯定感を高めるか?それは自分と他人とを比べて評価するのではなく去年の自分と比べて「ここまでできるようになった」と評価する。そこで大切なのが「自分は自分なんだ」と自分を認めることで自分の成長や存在を肯定することができる。2021/09/28

mizuki

45
20年前から小学校でも学級崩壊は起こっていました。彼らが家庭で問題を抱えていることは、当時子どもだった私にも伝わってきました。今の世の中はより複雑化していて、大人の責任の擦り合いが起きています。子どもたちは窮屈そうに、そして未来に希望を持てない世界で生きていかなければならない現状です。幼児期に親との愛着形成がうまくいかないと、こんなにも将来に悪い影響が出てくるという現状を多くの方に知ってほしいです。そして子どもが家庭で孤立しない社会にするための対策を考えないと、ますます不安定な世の中になるばかりです!2017/03/13

カピバラ

36
尾木ママが正直、あんまり好きではなかったけど、図書館で育児特集をしていて、たまたま手に取り、この人がどんな教育論を唱えてるのかしら…と試しに読んでみた。実例があってわかりやすい本だった。最後にまとめがあるのも、良かった。内容は…子どもに愛情をいっぱいかけてあげましょう!に尽きるかな?ちょっと甘い気はするけど、いまどきはこんな感じなのかな。2017/02/15

ともこ

9
尾木ママとして有名になった先生だけど、本の中では一切オカマキャラを出すことなく、子どもの話に耳を傾けることの大切さを説いています。頭ごなしに叱りたくなるところを「どうしたの?」から尋ねる姿勢。私も学ばねばな。。2013/06/17

本と珈琲

5
2001年の単行本を2011年に改題し再編集したもの。何十年経っても子育てや教育に根付いた問題は変わらないのだなと思った。今も昔もやはり大切なのは、親の深い愛情と、こどもの自己肯定感(自分が自分であっていいという気持ち)を高め、自尊感情(自分を大切にする心)を高めること。親になった機会を与えてくれたこどもに感謝しながら、子育てを自分も成長出来るチャンスだと思い、今を思いきり楽しみたい。2019/10/13

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