- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
ゲージツ家クマさんが紡ぐ少年の友情と成長
第58回小学館児童出版文化賞受賞作家、
ゲージツ家クマさんが紡ぐ少年たちの友情と成長の物語。
「見えなくても確かに在るものって在るだろ?」
学校でも勉強にはいまいち集中出来ず、
だからといって運動や遊戯の時だって、
頭の中と身体がバラバラになってしまう…
犬が苦手で小心者の僕、ダダン。
親友のトキオが自転車につけてくれた弁当箱は、
「生きてる量をはかる」メーター、アンペア・メーターだった。
気が小さくて苦手なものだらけの
僕の中にも、アンペアは確かにあるんだ……
春休みの間の出会いと別れで、
少しだけ成長していく少年の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Costa まさ
3
中学生あたりを対象にした児童文学なのかもしれません。鉄に魅せられた作者の描く小説は、悲しいのに楽しく感じたり、弱いのに強く感じたり・・・。否応無しに降りかかってくる残酷さと、それに戸惑いつまずきながらも、ひょいっと飛び越える純粋で無垢な力。自分は同じようには生きられないのだろうな。最後はちょっとだけ涙ぐんでしまいました。真っ赤に溶けた鉄のような熱いやさしさの塊に感じた一冊。2017/04/10
den55
0
クマさんこと、ゲージツ家・篠原勝之さんは立派な文芸家でもある。本書でも作者の人を見る目、社会を見る目の繊細さは良く分かる。文中「発言するのは成績上位の十人ちょっと。あとはその意見に同調するヤツがほとんどで、残りは自分のペースでやり過ごしているいつもの数人」どこの学校のクラスでも中身はこの構成に間違いない。 本書の始まりと終わりでは主人公ダんの成長は明らかで、自分も一緒に成長したような気分になる。表題の「アンペア」とは、読めば分かるが私も自分のアンペアメーターが欲しい。装画・挿絵も篠原氏。この絵も楽しめる。2015/02/16




