出版社内容情報
これまで、ビジネスカジュアルといえば、ジャケットに革靴、そこにおしゃれを加える場合は、素材や柄に個性の入ったテーラードジャケットというのが主流でした。ところが、2020年のコロナ以降の働き方、服装は大きく変わりました。本書は、コロナ禍以降のビジネスカジュアル、つまり「エグゼクティヴ・カジュアル」をテーマとしたビジネスファッションを伝えるものです。これからのビジネスファッションで目指すべきは、おしゃれではなく、「装いで存在を示す」こと。では、相手に伝わる 「装いで存在を示す」とは? 相手に伝わるきちんと感とは? 著者はこれまで15,000人にファッション指導をしてきたカリスマのしぎはらひろ子氏です。
内容説明
脱「何となくかっこいいから」という服選び。エリート・カジュアルとは、自分の仕事に誇りを持ち「哲学を纏う」こと。「なぜこの服を選んだのか」「なぜこの色にしたのか」「なぜこの組み合わせにしたのか」と言葉にすればあなたにふさわしい外見と共に内在する実力を存分に発揮できます。
目次
第1章 “新常識1”ビジネス・カジュアルは「ビジカジ度数」で決まる(ビジネス・カジュアルとは何か;しぎはら流「ビジカジ度数」とは何か ほか)
第2章 “新常識2”ファッションは「錯覚させる」が正解(脱「何となくかっこいいから」という服選び;デザイン×認知心理学=「ファッションの知恵と力」 ほか)
第3章 “新常識3”似合う服は「型」ではなく、「自分の体型」で決まる(コロナ禍と筋トレブームで身体のシェイプを意識;鍛えた身体をより魅力的に見せる服選び ほか)
第4章 “新常識4”「色×心理学」で自分を表現する(色をつかさどる三大条件(光・物体・人の目)
配色と人に与える印象 ほか)
第5章 “新常識5”服はもうたくさんいらない(オンライン時代に服はたくさん持たなくていい;自分が心地よいと感じる「上質な着心地」 ほか)
著者等紹介
しぎはらひろ子[シギハラヒロコ]
ファッションプロデューサー。服飾専門家。日本ベストドレッサー賞選考委員。(一社)日本パーソナルスタイリング振興協会代表理事。デザイン教育の名門、神奈川県立神奈川工業高等学校産業デザイン科を卒業後、松下通信工業(現パナソニックコネクト)の研究開発部で、デザインと機能の研究開発職に就く。23歳でファッション業界に転職し、ミストグレイ・ファッションプランニングを設立。シューズブランド「JELLY BEANS」の立ち上げ、「SHIBUYA109」「JR東日本(アトレ)」「ベルメゾン」などのブランド戦略や商品企画などに携わり、経営者、作家などビジネスパーソンのために「存在感を際立たせるスタイリング」も行う。服飾戦略家・服飾の第一人者。ロジカルにファッションを説明できる稀有な服飾専門家として幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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